ホンマでっか!?TV 第111話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その37)
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渡部篤郎

渡部「コロコロと気が変わる性格を直したい。休みの前日にいろいろな予定をたくさん立てるが、当日は1つ出来たら良い方。食事の時も3つ位レストランの予約を入れる。予約した以外の店に行くこともしょっちゅうある。」
武田先生、「食事だけに限ったことですか?」
渡部「ハワイ旅行も4,5回行かなかったことがある。」
武田先生、「計画したことをころころ変える人は、大体海で死ぬ。」

武田先生、「「スタア誕生」と言う映画は、名声を得たスターが酒浸りになり、妻との約束を何度も破ることになる。約束を破られた妻の恨みが蓄積される。最後に夫は、妻の恨みを感じて、それを避けるために、一層歪んでいく。そして、耐えかねた夫は、妻の幸せを願い、海で自殺する。大体運命は決まっている。」

テレンス先生、「歴史的に偉大な人物は、頻繁に予定を変える人が多い。気が変わる性格は、大成しやすいが、周囲の恨みも買いやすい。」

植木先生、「お芝居をするときに、推測なんですけど、リハーサルをこだわってやると本番の時に飽きてたりとか、モチベーションが下がったりしませんか?」
渡部「おっしゃる通りです。」
植木先生、「アーティストタイプは、ぶっつけ本番に最高の力を発揮するタイプ。予定を立てるほど、その通りに行動することが面倒になる。アーティストタイプは、予定を立てた段階で満足していることが多い。一般的には、予定が近づくと、楽しみが増加するので、大きなずれが生じる。急な予定の変更やドタキャンは相手を深く傷つけ、根にもたれ易い。」
渡部「ディズニーシーに行こうと言って、道が混んでいたので、小田原城に行ったことがある。」

澤口先生、「頻繁に予定を変える人は、柔軟性に富んで成功しやすい。ただ、脳の一部が弱い。「じゅうや」と呼ばれる領域は、チンパンジーに近い領域。渡部さんは、チンパンジー的な脳の持ち主。心の共感に関係する脳領域とも近いため、役作りに影響する可能性もある。」

児玉先生、「セルフ・モニタリングと言うのがある。これは、自己観察と言って、客観的に自分の行動を見る事。相手の事を気遣わないで計画を変えるタイプですね。」
渡部「そんなことはないですね。」

池田先生、「手帳は持ってる?」
渡部「持ってる。」
池田先生、「本当は持たない方が良い。どんなに予定を書いている人でも、書いていないことが1つだけある。それは、自分の葬式の日取り。これは、絶対に予定が立たない。綿密な予定を立てると、その通りに動こうとしてストレスになる。」

澤口先生、「社説法と言うのがある。新聞の社説を読み、批判することで、未来記憶の脳領域が鍛えられる。論理的に批判するのは、脳的に高度な事なので、特に良い。」

植木先生、「感性に頼って物事を決めると、「したくない」という選択をしやすい。「するべきか、やめるべきか」と理屈で物事を決定すると良い。」
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