ホンマでっか!?TV 第78話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その24)
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佐藤隆太

佐藤「自分の行動が正しかったか常に気になってしまう。」
武田先生、「日常的な生活の中でもあるの?」
佐藤「そうですね。」
武田先生、「たとえば?」
佐藤「街を歩いていると、写真を撮ってください。と言われる。そのときに、実際に時間がなくて撮れないのならいいのだが、写真撮りたくない気分のときに、断ったときに、去っていく方の残念そうな表情を見ると気になってしまう。」
澤口先生、「落ち込むのか反省するのかどっちですか?」
佐藤「落ちます。」
澤口先生、「そりゃまずいですわ。反省だったらむしろ良くなるんですが、落ち込むのは、鬱とか強迫神経症になる可能性がある。」

植木先生、「人間って、行為には必ず理由がある。『些細なことなのに落ち込むなよ。』と周りに言われる佐藤さんにとっては、些細でないから落ち込む。落ち込んでいることは、佐藤さんにとっては哲学なんです。落ち込んでいる哲学と、周りの些細なことだから落ち込むなという相反する気持ちが、続いていると、人は、パタッとすべてが嫌になってしまう。燃え尽き症候群とも言われる。」

門倉先生、「悪徳商法や詐欺に引っかかったことはありますか?」
佐藤「それはないですね。」
門倉先生、「最近は、優しい人が悪徳商法や詐欺に引っかかる例が増えてきている。具体的な例を挙げると、マネージャー詐欺、タレントのマネージャーをしていると名乗る人物から『タレントを元気付けて』というメールが来て、同情してメールを送ると、有料サイトの接続される。また、あまり悩まれると、頭がだんだん・・・、ハゲラーに。」

テレンス先生、「自分のとった行動が気になるのは、瞬間的な判断力の欠如。将棋や碁をやると瞬間的な判断力がつきやすい。将棋や碁は、じっくり考えると同時に盤面で多方面戦争をしているんですよ。一瞬でいろんなところを考えなければならない。なので、あれが一番瞬発力がつく。だから、武将は好んでやる。」

川田先生、「気にするということは、必ずしも悪いことではない。危機管理の世界で、ハインリッヒの法則というのがあるんですけど、重大事故を分析して、1つの大きな事故の影には、29個の軽い事故がある。さらに300のうっかりミス(ひやりはっと)が存在する。些細なことを気にすることで、重大な事故を未然に防いでいる可能性がある。」

澤口先生、「解決方法を言ってしまっていいですか? 展望記憶を鍛えると良い。人間は、過去に振り返り易く後悔しがちなので、先のことを考える訓練をすると良い。料理をすると良い。まず、明確な目的がある。同時に色んなことをする。料理をすると前向きな脳に変化する。コミュニケーション能力も向上する。」

武田先生、「人は必ず後を心配する。でも、心配しても無駄。」

武田先生、「ずっと気にするのは良くない。その場その場で解決しなければならないことが多いので、その中で、頭の中で解決すると、気になる意識がどんどん増えていく。耳を引っ張ったり、別の行動をすると、神経がそちらに行くので、問題が気にならなくなる。」

武田先生、「今日髪型合っているかなとか、相手はなんとも思っていない。」

澤口先生、「気にする人は、奥さんともっとHしてください。Hの回数が多いほど神経質は直りやすい。」
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