ホンマでっか!?TV 第85話(その1)
「ホンマでっか!?ランキング」(その15)
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※ 18回目、「モンスターティーチャー深刻度ランキング」(by 尾木直樹)


第1位 : 理科の授業で呼吸のメカニズムを生徒の首を絞めて説明した教師

・生徒の鼻と口を塞ぎ、失神させた。背中をたたいた後、息を吹き返したので、そのまま授業は続行された。
・逸脱授業型と呼ばれ、本人はまじめだが、常識が欠けているため、異常な授業を展開してしまう教師。
・近年、授業を使って人権侵害する教師がいる。
・算数の授業で、「8人います、3人殺したら、残りは何人?」と言う例題を示した。
・期末テストで、「法に触れずに夫または妻を殺す方法を書け。」と出題した。実際にでた解答例は、「酒を飲ませ飲酒運転をさせて崖から落とす。」「甘い物を大量に食べさせ、病気にする。」など。
・上記解答は、すべて不正解。一般人が法に触れずに人を殺す方法は存在しない。実際に思いついて、実行に移したら、怖い。


第2位 : 女子生徒の帰りを待ち伏せしたり無意味に家庭訪問に行く教師

・セクハラ型と呼ばれ、立場をわきまえずに性的な欲求を持ち込む。
・ストーカー教師は、止めさせても、後に、別の生徒を標的にする。
・クラブ活動で、新しいユニフォームのサイズを測る名目で、無理やり着させて、写真撮影した。さらに、プレイ中の姿勢など、生徒が納得しないポーズでの撮影を強要した。
・発育状況の検査名目で、生徒に下半身を露出させて、教師が触った。
・幼少期に受けたセクハラはトラウマとなって成人としても残る。
・子供が好きと言う要素を歪ませないようにする環境が大切。


第3位 : 給食の残した児童に対し罰として素手で食べるように強要した教師

・過剰ペナルティー型と呼ばれ、生徒の問題行動に対して異常な罰を与える。
・クラブ活動のサッカー中に、シュートを外した生徒に向って、裸でグラウンドをランニングするように強要した。
・いじめの罰として、ハトの死骸を埋めさせた。(このころは鳥インフルエンザで騒がれていた時期だった。)
・いじめの内容とは関係ない罰を与えることは、間違った教育指導とされている。
・現在は、脳が報酬と感じるように叱る。「期待していたのに残念・・・」など。


第4位 : 生徒の成績表や学級日誌などをコンビニのゴミ箱に捨てる教師

・担任する40名分の生徒の成績表や日誌を6つの袋に分け、車でコンビニに行き、2つの店に3袋ずつ分けて捨てた。
・捨てられたものの一つ、「生徒個票」には、住所や電話番号、家族構成などの個人情報が記載されていた。
・昔はこのような書類は、焼却炉で焼却することで廃棄できたが、現在は法律で規制されている。
・常識逸脱型と呼ばれ、教育者として常識と非常識の判断が付かない。
・修学旅行などの行事で、生徒に自由行動をさせている間に、教師が別のツアーに加わり、“自由行動”をしていた。
・サッカー観戦のため、無断欠勤していた。


第5位 : 自分が出世するための勉強を優先し授業を自習にする教師

・教頭や指導主事など、試験に合格しないとなれない肩書・地位があり、そのための勉強のために、授業を自習にする。
・評価を高めるために、授業を休み、地方研修に出張する教師もいる。
・研修者を多くだすと校長の評価が上がる。
・自己中心型と呼ばれ、自らの仕事や出世のため、生徒への授業や指導をおろそかにしている。
・期末試験等、生徒の成績・評価に直結する重要な試験の採点を報酬(現金)付きで生徒に依頼する教師もいる。
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