ホンマでっか!?TV 第91話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その27)
※ 田原俊彦
田原、「いろんな場面で、調子に乗りすぎる。」
池田先生、「具体的にどんなときに調子に乗るのか?」
田原、「パーティーが好きで、誰かの誕生日というと、食事会をタダ受けしたり、人が集まりすぎる。歌って踊って暴れて疲れてしまう。」
門倉先生、「調子に乗った時に、どんなことをされるんですか?」
田原、「パンツ選びから入る。自然にパーティーだとピンクのパンツを履きたくなる。」
門倉先生、「ピンクのパンツは知らないんですけど・・・。過剰なサービスをなさると・・・」
田原、「盛り上がった時に、脱ぎたくなる。脱いだ時に地味だと嫌だ。」
吉田、「11〜12年前に大阪で僕が言っていた言葉なぜか今、連発してくれている。」
門倉先生、「デパート売場でハイテンションのBGMは、購買意欲を刺激するため。適度なボリュームだと買っちゃおうという気になるんだけど、大音量は、逆にテンションが下がり、購買意欲がそがれる。田原さんは、同じようなことをやっているのかなと思った。過剰なサービスをすると逆に相手を不快にさせる恐れがある。」
さんま、「周りのことも考えたほうがいい。」
児玉先生、「テンションが上がる人同士ならば、ハウリング効果といって歯止めがかからずにストレスになることがある。カラオケに行ったときは、テンションが下がる落ち着かせる曲を選曲するとよい。たとえば、井上陽水さんの『傘がない』、中島みゆきさんの『難破船』、極めつけは、さくらと一郎の『昭和枯れすすき』。」
澤口先生、「トシさんですよね? 実は私も『トシ』って呼ばれていて・・・。20代前半ごろ、人に怒られた?」
田原、「多少はありますけど。」
澤口先生、「じゃあまずいです。若いころ失敗を繰り返したほうが、中年以降成功する。今50歳ですよね。ちょうど危ない。中年の危機にはまる可能性が非常に高い。アルコール・薬・女性に依存する危険がある。悪化すると、人生の目的を失い、転職を繰り返し、破綻する。」
武田先生、「今日お会いして、出てきたときのことよく覚えている。何で出てきたかわかりました。日本全体が、前向きの時代に田原さんのキャラが合っていた。田原さんは、高度成長期を体現したため、大活躍した。今、ストレスを感じたり、虚しくなるのは、時代の問題。あなたの明るさは受け取らない時代になってきている。」
田原、「パーティーで50〜60人いたのが、帰るころには、7〜8人になっている。」
植木先生、「ほかにこだわっていることはありますか?」
田原、「ほかは別にないですけど・・・。」
植木先生、「虚しいと感じることがあるとのことですが、寂しいに似ていますか?」
田原、「家に帰る15分くらいが寂しい。」
植木先生、「こだわりが強く、見栄っ張りで、寂しがり屋は、人気者の特徴。この3つがそろっていないと、人気の維持は難しい。女性の心を掴む術は完璧。ただ、男性は逆に引いていたりする。女性向きの盛り上げをすると、男性は心拍数が下がる場合もある。本音を語る一面を見せると、男性は心拍数が上がり憧れになる。」
重田先生、「ただのお調子者でなくて、自分を大切にしている人、特別感を与えてもらうと女性はすごくうれしい。軽いことをしていただきたいのですが、たとえば、植木先生がパーティーに来ました。声を掛けるとすると、植木先生の事を理恵さんだけでなく、○○な理恵さん、形容詞を付けてほしい。」
児玉先生、「アスリートの10人に8人は、出番前にサイキアップが必要。火山の噴火などをイメージし、出番前にテンションを上げる。サイキダウンの(テンションを下げる)方法は、本番前にトイレに行く、3分間テンションが下がるイメージをする。たとえば、大きな冷蔵庫の中に裸で入るとか。イメージングで出番前のテンションを調節するとベストな状態で臨める。」