ホンマでっか!?TV 第96話(その1)
「冬 気分が落ち込んだら 耳の中に光を当てると良い」
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冬 気分が落ち込んだら 耳の中に光を当てると良い!?

おおたわ先生いわく、「日照時間が短くなる冬は、誰でも気分が暗くなるが、Seasonal Affecive Disorder(SAD)季節性感情障害と言われている。ひどくなると、うつ病になる。それに対する治療法として日光が役立っている。」


※ (No.001/031)うつ病治療に光の部屋が効果的!?

おおたわ先生いわく、「うつ病の治療法に明るい部屋に入ると言ったものがあった。日光が脳の中にあるセロトニンを幸せホルモンの分泌に役立つ。」


※ (No.002/031)1日10分 耳の光治療で 気分障害が治る!?

おおたわ先生いわく、「光の部屋だと1時間くらい入っていなければならないが、アイポッドのような、先端が明るくなっているものを耳に装着して、1日8〜12分、光を当てるだけで9割治癒した。」


※ (No.003/031)18ヵ所の脳領域が光に反応する!?

おおたわ先生いわく、「光は、目から入ってくるものばかりだと思われていたが、脳の中の目に関係ない18か所の部分が光に反応する。」


※ (No.004/031)冬のうつ病治療が最も効果的!?

植木先生いわく、「冬にうつ病治療を始めるのが一番効果がある。11年にわたる都内の医療機関の調査で、主観的に感情障害が治ったという季節も冬が多い。人は心の状態と環境が一致している時が健康状態が良好。」


※ (No.005/031)耳の光治療でビタミンDが合成されうつ病に効く!?

澤口先生いわく、「季節性うつ病には、ビタミンDが効く。耳の中に光を当てることによって、ビタミンDの合成が高まる。ビタミンDは、うつ病だけでなく、がん予防にも効果的。」


※ (No.006/031)耳の光治療はヘッドライトもオススメ!?

澤口先生いわく、「耳の光治療は、車のヘッドライトで行っても良い。ヘッドライトの色温度が太陽光に近い。」
武田先生いわく、「太陽の温度は約6000℃なので、その光に似ていたら有効。」


※ (No.007/031)春生まれの赤ちゃんの頭がへこむ症状が増加!?
※ (No.008/031)妊婦の日光不足で胎児の頭蓋骨が形成されず!?

武田先生いわく、「4月に生まれた子供は、頭がへこむ。現代人は太陽の光があまり当たらないため、ビタミンD不足になる。ビタミンDは、カルシウムを骨に移す役割がある。お母さんもシミが出来ると言った理由で、あまり太陽の光に当たらない。それにより、胎児の頭蓋骨に影響する。」


※ (No.009/031)ビタミンD不足で赤ちゃんのお尻が変形!?

澤口先生いわく、「ビタミンD不足で頭だけでなくお尻も変形する。」


※ (No.010/031)原始的な人間ほど肛門と尿道が近い!?

おおたわ先生いわく、「原始的な人間ほど、肛門と尿道が近い。原始的な生物(クラゲなど)は、肛門と尿道が1つになっている。人間は、進化して分かれていった。」


※ (No.011/031)高齢者の発熱は若い人より遅れる!?

石川先生いわく、「気温の変化をキャッチするのは皮膚。若者は寒さに敏感だが、高齢者は鈍感。若者は、すぐ発熱するが、高齢者は、発熱が遅れる。」


※ (No.012/031)65歳以上の肺炎は 9割が命を落とす!?

石川先生いわく、「高齢者の肺炎は、発熱が遅れるので、発見が遅れて、重症になる。肺炎の死亡率は、8.6%。65歳以上は、そのうち9割。死亡率の4位。」


※ (No.013/031)冬は迷路を解くのに1.8倍時間がかかる!?

植木先生いわく、「春と冬で迷路を解かせると、冬は1.8倍時間がかかる。」


※ (No.014/031)重大な決め事は冬にするな!?

植木先生いわく、「冬の大きなことの決断は先延ばしにした方がいい。」


※ (No.015/031)冬に片付けられない人は脳に問題あり!?
※ (No.016/031)冬 片付けられない人は 光に当たれ!?

澤口先生いわく、「夏に片付けがうまくできて、冬に片付けがしにくい人は、脳に問題がある。これも、ビタミンDが関係している。治療法も先ほどのうつ病と同じ、光に当たればいい。」


※ (No.017/031)知らず知らず脳は次の行動を考えてる!?

池田先生いわく、「歩くときに、右足を出した後に左足を出すことは、脳があらかじめ準備している。」


※ (No.018/031)スロージョギングは歩きの2倍エネルギー消費!?
※ (No.019/031)スロージョギングは高齢者に特にオススメ!?

児玉先生いわく、「冬の最適な運動は、スロージョギング。ウオーキングと比べて、2倍のエネルギー消費。高齢者におすすめ。」


※ (No.020/031)スロージョギングはジョギングの衝撃1/3!?

児玉先生いわく、「スロージョギングは、膝と筋肉の負担が少ない。」


※ (No.021/031)縮こまる行動ばかりだと認知症になり易い!?

池田先生いわく、「冬の運動で有効なことは、大股で歩く。小股で歩く、家で縮こまることは、脳細胞萎縮を起こし、アルツハイマーになりやすい。」


※ (No.022/031)鍋料理の時は脳の様々な場所を使う!?
※ (No.023/031)鍋料理でぶっちゃけ話をするようになる!?

植木先生いわく、「鍋が注目されている。鍋は、頭のいろいろなところを使う。他人に気配りしながらシェアすることが多い。1つの鍋を囲むということは、1つの心を囲む。効果として、発話数の増加、自己開示をする、協調性アップの効果がある。」


※ (No.024/031)8時間のミーティングより1回の鍋料理で親密に!?

植木先生いわく、「8時間のミーティングよりも、1回の鍋の方が効果がある。」
芹那「よく、(SDN48の)メンバーと鍋を囲んでいる。」

※ (No.025/031)隣国と陸続きの国は丸テーブルで食事する!?

武田先生いわく、「日本は周りに海があって1つの『日本』と言う国。城の中には殿様しかすまず、それでも市民は皆殺しに合わない。外国は、城壁の中に市民が住んでいる。敵が来ると皆殺しになるから。そういった国では、丸テーブルで食事する。食事を一緒にした人たちが仲間だから。」


※ (No.026/031)家族で食卓を囲む 北陸3県は幸せ度ベスト3!?

石川先生いわく、「家族で食卓を囲む北陸3県(福井・富山・石川)は、幸せ度上位3位に入っている。最下位は大阪。」


※ (No.027/031)インフルエンザ予防に緑茶が効果的!?
※ (No.028/031)1日2杯の緑茶でインフルエンザが38%減!?

おおたわ先生いわく、「お茶を飲む事が、インフルエンザに有効なのではないかと言うデータが出ている。1日2杯で発症が38%減。3〜5杯で46%減。」


※ (No.029/031)インフルエンザウイルスは 湿度35%以下では死ににくい!?

池田先生いわく、「乾燥するとインフルエンザウイルスが強くなる。湿度50%でウイルスは10時間で死、湿度35%では一日中生きている。」


※ (No.030/031)部屋を暖め過ぎると太り易い!?

澤口先生いわく、「部屋を暖め過ぎると太り易い。」


※ (No.031/031)冬のダイエットは凧揚げが効果的!?

澤口先生いわく、「冬のダイエットは凧揚げが効果的。寒さ・日光に当たるため、健康維持に最適。」

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出演者紹介

(司会)
明石家さんま
加藤綾子(フジテレビアナウンサー)

(タレント)
ブラックマヨネーズ
芹那(SDN48)
マツコ・デラックス
島崎和歌子

(ほんまでっ会)
池田清彦(生物学評論家)
武田邦彦(環境評論家)
植木理恵(心理評論家)
おおたわ史絵(医療評論家)
石川勝敏(健康気象評論家)
児玉光雄(スポーツ心理学評論家)
澤口俊之(脳科学評論家)
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