ホンマでっか!?TV 第51話(その3)
「ホンマでっか!?人生相談」(その10-1)
※ 今田耕司
今田、「結婚したいけどできない。」
テレンス先生、「何歳までに結婚したいとお考えですか?」
今田、「46歳。」
テレンス先生、「今、おいくつですか?」
今田、「44歳。」
テレンス先生、「ある結婚相談所の調査なんですけど、デッドラインを越えちゃってますよ。今田さんは相当高収入だと思うんですけど、男性で収入が高い方は、心の隙間を趣味や友達づきあいで埋められる。女性は、心の隙間を結婚で埋めようとする。」
今田、「今までは、男同士や後輩と遊んでいるのが楽しかったんですけど、それにも飽き飽きしてきまして、。」
テレンス先生、「それは、末期症状です。結婚しなくても一生終われるタイプです。焦りもなくなる。」
今田、「焦っているんですよ。」
尾木先生、「何故、結婚したいんですか?」
今田、「自分の子孫を残さないと・・・。」
尾木先生、「子孫を残したいという理由で結婚したいのはすごいですね。」
今田、「楽は散々させていただいた。自由な時間も散々過ごした。刺激がない。」
今田、「2年前から家を準備してある。」
尾木先生、「それじゃ、あと、一押しよ。人がいれば大丈夫。」
澤口先生、「脳科学的に適齢期に外れていますので、ほぼ無理ですね。お金持ちと言うのは、リソースが多いということ。そういう男性は、複数の女性を求める傾向がある。高収入の男性は、40歳を過ぎると、相手を一人に絞れなくなる傾向がある。恋愛に行けなくなってしまうのが40代男性の特徴。」
武田先生、「本当に結婚したくて出来ないの?」
今田、「本当にしたいんです。」
武田先生、「全然、よく理解できませんでした。44でしょ。いままで、結婚したいと思ってれば結婚してたもん。」
今田、「20代の時にも1回ありましたし、30代前半にもありました。」
武田先生、「愛する女性も誰も出てこない? 惚れる人もいない? プロポーズもしなかった?」
今田、「ぼろくそに言いやがって。迷宮に入っているのは認めます。」
武田先生、「考えて踏み込むんじゃないから、感情で踏み込むんだから。」
さんま、「感情で踏み込めなくなってるねん。」
武田先生、「できちゃった婚はあまりよくないけど、プロポーズは大切だ。でも、37歳(小杉)のできちゃった婚のほうが44歳の何もしてないよりまとも。」
門倉先生、「もしかして、潔癖症じゃないですか?」
今田、「僕の潔癖症って所詮、エンターテインメントなんです。ガラステーブルを異常にキレイにしたいだけ。」
門倉先生、「ガラステーブルをきれいにしたいだけでも、強迫神経症になっていく。潔癖症の人は女の人はあまり好きではないです。なので、潔癖症を直す方法があって、インドとかインドネシアとかフィリピンの汚い川で泳ぐ。」
澤口先生、「これは、本当に脳的に問題なんですよ。私分かりました。今田さんが結婚できない理由が。何かにこだわっちゃってる人は、結婚は無理なんですよね。そういう人は、相手の気持ちがよくわからなかったりする。相手が本当は自分の事が好きであっても、自分ではわかっていない。なので、チャンスを逃している。究極の手段として、できちゃった婚する方がいい。」
植木先生、「その扇子は何で持っているんですか?」
今田、「本番中に良く汗をかくんで。」
植木先生、「その扇子が気になって、両手を動かしながら両足と首を動かしている。」
今田、「小さいころからそうです。じっと出来ない。」
植木先生、「門倉先生がおっしゃった、強迫神経症とか不安神経症とかは、わりと動くことが多い。これは、合う女性と合わない女性がはっきり分かれると思う。今田さんは、自分と同じような女性は好きですか? 癒し系とパキパキした女性、どっちが好きですか?」
今田、「どっちでも大丈夫です。同棲とかしたことがない。」
植木先生、「出来なかったんですね。」
今田、「女性は自分の気に入ったものを置いて行ったりする。ああいうのを処分しちゃうんですよ。」
澤口先生、「今田さんのような人の結婚パターンは一つしかない。相手から押し切られる形が一番多い。」
植木先生、「多動性傾向の方は、多動性傾向の女性しか合わない。」
澤口先生、「植木さんと結婚すればいいんじゃん。彼女、多動性ですから。」
武田先生、「自分を捨てて、相手に尽くす気持ちにならないとダメ。」
テレンス先生、「もっといい女性がいると思うでしょ? 女性は、歳を取ると結婚相手に妥協する。男性は、歳をとると妥協できなくなる。自分のわがままを受け入れてくれる人を選ぶ。」
おおたわ先生、「結婚したいという気持ちが欠けている。そういう機会を自分から作る。選択肢は2つしかない。一つは、思い切って芸能界を辞めてみる。恵まれた環境を失った時に、結婚したい相手を求めるようになる。もう一つは、思い切り大きな病気になる。生きるか死ぬかの経験をした時に、側にいた相手を大切に思える。」
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※ 片平なぎさ
片平、「信じられないくらいの方向音痴なんです。自分で言うのも何なんですが、引っ越しをして7か月目なんですが、まだ、カーナビなしで家に帰れない。」
澤口先生、「年齢は?」
片平、「51歳です。」
武田先生、「方向音痴だって色々あるから。どういう方向音痴なのか?」
片平、「たとえば、今日楽屋に入りました。本番前にお手洗い言っとかなきゃ。出てきたときに、楽屋どっちだっけ?」
武田先生、「そういう人多いんだけど、行くときに2回くらい、後ろを振り向く。前から見た景色と、後ろから見た景色が違うからいけない。慎重な人は、あるところに行くときに、後ろの景色を覚えながら行く。」
片平、「一応、右曲がって、右曲がって、帰りは、左曲がって、左曲がってって数えている。」
武田先生、「右左はダメなんですよ。画像とか景色じゃないから。」
片平、「看板なら覚えられるんです。たとえばレモンの看板を右とか。でも、レモンがオレンジに変わっていたらもうアウトなんです。」
池田先生、「まっすぐ見たときに、後ろの風景を思い出す訓練をする。前を見て、後ろの景色をイメージしながら歩く。」
テレンス先生、「方向音痴の人は、平面で見るんです。方向音痴じゃない人は、俯瞰で見ている。鳥が地図を見るようにしてみてる。」
武田先生、「どっちが南だと思います?」
片平、「太陽無いのに・・・」
武田先生、「分からないでしょ? あっちなんですよ。なんで私が分かるか? このビルに入って来た時から、西に向かって北に向かってここに入ってと、あたまでやりながら来ている。地下鉄の階段から上がるでしょ、まず、どっちが南か判断する。」
片平、「太陽の位置で取ってるんですか?」
武田先生、「太陽の位置が一番いい。太陽が出てないときは民家の窓です。これは訓練によってできるものなんです。」
おおたわ先生、「片平さんの脳はものすごい女性らしい脳をしてるんです。元々、方向性を感じるのは、男性の脳なんです。男の脳は何で方向性が良いのかと言うと、原始時代に狩りに出かけて勝手に戻ってきた。この習性から、方向感覚を得たと言われている。女性は、巣を守っていたため、方向感覚が発達しなかった。看板なら覚えられるといいました。その通りなんです。看板に文字が書いてあったら、なおいいでしょ。絵より文字なんです。文字を認識・判断する能力は、左脳なので、女性のほうがすぐれている。なので、看板の文字を目印に覚えるといい。」
池田先生、「カーナビは、自分の進行方向を上のほうに向けていますか?」
片平、「向けてます。」
池田先生、「それは、ダメですね。隣に男の人に乗ってもらって、北を上に向けて練習するといい。すると、4〜5か月で直る。」
尾木先生、「僕の特技は方向音痴なんですよ。話を聞いて直したいと思います。」
片平、「大変そう。」
尾木先生、「大変でしょ? だけど、いつもどきどきはらはらして、探検家みたい。道に迷うドキドキ感を楽しむのも一つの手。」
門倉先生、「方向感覚は、経験を積むことで磨かれる。空間認知能力なんですけど、高める方法を教えますね。ジャングルジムで遊ぶとか、折り紙、福笑いが良い。立体感の出るもので遊ぶと、空間認知能力が鍛えられる。」
澤口先生、「皆さん、誤解してます。今言ったのは、あくまでナビゲーション能力の欠如なんです。折り紙や福笑いは関係ありません。ナビゲーション能力が男性のほうが高いのも間違い。それは、2008年か2009年の論文で男女差がないことが分かっている。ナビゲーション能力は、海馬が行っている。海馬は、50歳、60歳であっても神経細胞を増やす。特に、山登りが良い。俯瞰的に見る訓練を行うといい。」
植木先生、「ナビゲーション能力に男女差がないことは、心理学でも言われていて、俯瞰的のものを見るとか出来ないんですよね。景色・文字なら興味を持てる。若い女の子ほど、方向音痴は少ない。方向音痴でない女の子に共通している趣味は、デジカメやブログ。気になる景色を写真に撮るだけでも、空間認知能力の向上につながる。徘徊する認知症患者の治療にもデジカメが使用されている。」
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※ バービー
バービー、「自分磨きをしているのにモテない。」
植木先生、「モテないとおっしゃってますけど、どうしてモテないと思われますか?」
バービー、「絶対にモテるでしょと言われるんですけど、誰一人、声をかけてくれないし、アドレスも聞いてくれない。」
植木先生、「男性が魅力を感じるのは、ある公式があるらしい。アンダーソンと言う人が掛け算で言っている。それは、モテる女性度=価値×隙。片平なぎささんや仲間由紀恵さんは、価値が100点だけど隙がなさそうで、もしかしたらモテないかもしれない。掛け算になっているのがポイントで、どっちかが0だったら、階は0なんですよ。」
おおたわ先生、「それだけ魅力的なものを持ってらっしゃると。自分磨きをしているとおっしゃってましたけど、どんなことをされているんですか?」
バービー、「全身脱毛は済んでいて・・・。」
おおたわ先生、「済んじゃったんですかぁ・・・。」
バービー、「顔の凸凹を直すのに、40〜50万は使ってて・・・。痩身系にも20〜30万。サプリメントは、中学時代から飲んでいる。大体100万以上。」
おおたわ先生、「すごく残念なお知らせがあって、全身脱毛をしてしまったと。脱毛はするなと言っているのですが・・・。残っている毛は1本たりとも残しておけと。みなさん、わきの下の毛とかをレーザーで剃ったりしますが、毛には1本1本に役割があって、自分の体毛は、自分の体臭を遠くにいる人に届かせるための団扇のようなものである。それがなくなってしまうと近くにいる人にしか体臭が行かなくなる。」
池田先生、「自分磨きをされていると思っているけど、磨き方がとんちんかん。ものすごいお金かけて顔直したり、脱毛したりしても、男にモテるようには、ならないんだよね。自分を磨くということは、体の形を変えたりすることではなくて、行動なんですよ。」
澤口先生、「まったく間違った方法で自分を磨いています。26歳と言われただけで、騒がれて、『何よこれ。』って言ったらダメですね。結婚を前提にした時に、一番重要な所は、頭の良さなんですよ。頭がいかにいいかと言うことで、結婚した後が決まってくる。脳機能を高めることによって、女性ホルモンや免疫系も高まり、魅力的になる。いろんな人と会ったり、話したり、興味のあることを学ぶなどすると脳機能が高まる。とにかく頭を鍛えることです。」
植木先生、「男性って一点豪華主義と言われている。巨乳だったら好きだとか、足首が細いから好きだとか。それだけで好きになれるところが男性にはある。女性は、アベレージ主義で、収入はどうなんだろう、趣味はどうなんだろう、職業はどうだろう、家族構成はどうだろうと、アベレージが高いところを探す。女性がそうだから男性もアベレージ主義だろうと勘違いする。アベレージを上げるよりも、1個抜きに出るようなものがあった方がいい。」
池田先生、「男性は女性の魅力的な部分を最初の5秒で判断し、恋愛対象か見極める。自分でどこか魅力的なのか考えたほうが良い。」
門倉先生、「ちょっとぽっちゃりさんじゃないですか。ダイエットしなくても世の中の男の人がぽっちゃりさんが好きな人が増えているんです。ぽっちゃりバーとかぽっちゃりキャバクラとかがある。本格的なぽっちゃりバーは、体重が80kgはある。」
テレンス先生、「ぽっちゃり系のお店の女性は、結婚しやすい。だから、すぐに入れ替わる。」
武田先生、「目が非常に魅力的。ただ、時代がね、今の時代じゃなくて、平安時代。タイムマシーンができるまで我慢する。」