ホンマでっか!?TV 第60話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その15)
※ IKKO
IKKO、「昔は、男が通っただけで胸がきゅんとなっていたのが、最近、ときめかなくなってしまった。私、女、終わっちゃったのかなと。」
重田先生、「もし、IKKOさんが男性だったら、70〜80歳くらいまで、体が元気だったら、性欲はあるが、女性の場合は、50歳前後で閉経してしまい、肉体が子供を産もうとかそういう気持ちになるのではなくて、男性に、精神的安らぎを求めるようになる。」
武田先生、「男性を愛する男性は女性なんです。」
池田先生、「脳と体は違うんです。体の性は、妊娠初期に決まるが、脳の性は、妊娠後期に決まる。IKKOさんの場合は、体の性は男性かもしれないが、脳は女性になっている。」
テレンス先生、「女らしさが失われてきているということですが?」
IKKO、「昔と何かが変わってきた。男は、すごい重要だし、男に抱かれたいというのはある。」
テレンス先生、「それ以外に昔と変わったことはありますか?」
IKKO、「昔は絶対に男性の前でトイレもいけなかった。足が広がることもなかったのだが、最近は、足が広がってきちゃって・・・。」
テレンス先生、「それは、おばさん化しただけ。」
IKKO、「昔は、胸キュンが、胸がむずがゆくなる感じだった。」
植木先生、「心がむずがゆくならないというのはよく分かる。」
池田先生、「俺もむずがゆくなるよ。」
植木先生、「男性も女性も恋愛をしたらむずがゆくなっていたと思うんですけど、むずがゆさの正体は、先行きが見えないことへのハラハラ・イライラなんです。インテリジェンスがそうしている。アホだったらいつまでもむずがゆいまま年寄になれるが、恋愛経験を重ねてしまうと、先行きを予測してしまい、むずがゆさを感じなくなる。」
武田先生、「男女は、どんなに親しい人でも別れるということをいつも考えながら付き合う。男の友達は、別れるなんてことを考えずに付き合う。歳を重ねると、別れないことを前提にしたパートナーを選ぶようになる。」
おおたわ先生、「年齢的な変化もあって、脳の中では異性を求めていて、愛されたいと思っているんのですが、肉体が性的な欲求を感じなくなっているという証拠です。乳輪の周りがかゆくなくなってきたのも、乳輪の周りには、アポクリン腺という腺があって、フェロモンを出している。人間の場合は、乳輪の周りと、耳の後ろ、肛門回りにある。むずがゆくなる人ほど、動物に近い原始的なものを持っている。」
テレンス先生、「豆腐や納豆は嫌いですか?」
IKKO、「ここ4年は、手料理で食べている。」
テレンス先生、「豆類には、女性ホルモンに近い物質が多い。それをたくさん摂ると、女性性を高める?」
おおたわ先生、「人間、歳をとってくれば、男性もおばさんぽくなるし女性もおじさんぽくなる。100歳くらいになると区別がつかなくなる。でも、女性性を失いたくないんじゃないですか。閉経後の女性らしさを保つ治療法がある。1番の特効薬は、エロ小説を読むことです。女性のヒロインに自分を見立てて、感情移入をして、読んでいただく。性的な欲求の高まりや脳内の活性化を高めて、女性ホルモンを再び作り出そうとする。若い子は映像で入るんですが、年配の方は活字が良い。イマジネーションが広がる。」
金子先生、「より簡単に女性らしさを高めたいと思われますか?」
IKKO、「簡単はいらない。薄っぺらい女になるから。」
金子先生、「もっと女性らしく生きていくためには、週に1回くらい、ミュージカルやお芝居を見ると良い。感動や情緒豊かな気持ちになる。経験を増やすことで女性性を高める。」