ホンマでっか!?TV 第61話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その16)
※ 江角マキコ
江角、「気が休まらない性格を何とかしたい。」
さんま、「失礼ですが、おいくつですか?」
江角、「44歳です。」
尾木先生、「どんな時に気が休まらないんですか?」
江角、「新幹線や車で、4〜6時間の移動がある。そういうときも寝ないで考え事をしたり、やることを見つけて、車中でもやったりする。家の中でも絶えず、あれをしながらこれをする。2つくらい、同時進行でやってしまう。」
武田先生、「新幹線で寝るのは良くない。旅は貴重な時間で、車窓を見たり、駅弁を食べたり、普段できない音事が出来る。鉄道では、速度が速いほど寝る人が増える傾向にある。速い汽車ほど、人生が削られる。」
江角、「速い乗り物に乗ると、挑戦したくなっちゃって、看板を読めるかとか、無駄に動体視力を試す。」
澤口先生、「まれに、2つの事を同時にできる方が200〜1000人に1人いる。」
尾木先生、「ぼーっとする時間がなくて、隙間があると落ち着かない。もしそういう生活や家庭だったら、認知症になる可能性があります。」
池田先生、「さっき、寝るのは良くないとかおっしゃったけど、寝るのが実際、最も良い。睡眠時間が少ない人は、心臓病になる傾向が高い。」
江角、「9時くらいに寝ちゃうんですよ。」
おおたわ先生、「心理学的にタイプAと呼ばれる。常に時間に追われて、何事も完璧にこなそうとする。この性格の人は、心臓病のリスクがあるのは本当の事で、心筋梗塞になるリスクが、タイプAでない人の2.21倍、狭心症は、7倍になる。」
武田先生、「自分は、物心ついたときから休んだことがない。」
池田先生、「誰に対しても、素直になった方が良い。」
おおたわ先生、「朝起きたときに、『もう朝か。』と思いますか? それとも、『まだこんな時間か。もっとゆっくり寝れたのに。』と思いますか?」
江角、「『もっとゆっくり寝れたのに。』とは思わないです。」
おおたわ先生、「時間がちょっと足りない感じになる。」
武田先生、「多忙な人ほと休みたい思うが、実際に休みを取ると幻像であることに気付く。たき火や暖炉のような直接伝わる熱は人の心を落ち着かせる効果がある。」
澤口先生、「瞑想はやった方が良い。リラックスできることが証明されている。暖炉の前で行うと更に効果が高まる。」
植木先生、「頭の中で、リラックスしたいと考えますか?」
江角、「考えますね。」
植木先生、「考えれば考えるほど、そうじゃなくなっていく。緊張感にとらわれてかえって出来なくなる。リラックスできる瞑想の仕方がある。『まず、右手が重くなる。』と重感訓練って言うんですけど。リラックスできていない状態は、両手両足が軽く冷たく感じる。リラックスさせるためには、反転させる必要がある。両手両足が重たいと暗示をかける。」