ホンマでっか!?TV 第68話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その20)
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門倉貴史

門倉「このたびは、『門倉の変』を引き起こしてしまい、さんまさんをはじめ、ブラ・マヨさんですとか、ブログの件で澤口先生に多大なるご迷惑をおかけいたしまして、すみませんでした。これ、お詫びのしるしでは何ですが・・・」
さんま「これは頂いておきましょう。」
加藤アナ、「経緯をご存じない方のために説明いたしますと、ホンマでっか!?TVにずっと出演されていたのですが、今年の2月に、自身のブログで突然の番組降板宣言をされました。理由としては、チンベルを押しても当てられない。芸人扱いされる。」
門倉「ブログ、確かに書いたんですけど、私はもっとポップな感じで、深刻なつもりでは書いていない。Yahoo!のニュースとかで取り上げられてしまい。」
加藤アナ、「私もそれで知りました。」
さんま「うちの家にも週刊誌来ました。」
門倉「大変な広がりになってしまって、こりゃダメだと。」

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加藤アナ、「そんな、門倉さんの悩みは?」
門倉「ホンマでっか!?TVに戻らせていただきたい。」
さんま「プロデューサーに言え。この人たち(ホンマでっ会)には、フジテレビ的になんの力もない。」
門倉「門倉の変を引き起こしてしまった以上は、ちょっと、わだかまりというか、このままだと、ギクシャクした形になってしまう。」

池田先生、「自分が気にすると、ギクシャクするんだよね。人は自分が気にするほど気にしていない。人はその場その場で役割やキャラが変わることを理解したほうが良い。大学で講義しているときとテレビに出ているときのキャラは違う。同じだと思うと、頭の中でおかしくなるから、俺だって大学で講義しているときは、真面目にしている。普段通りでやれば面白いキャラだと思っているから澤口先生よりも門倉さんのほうが好きと言う人は多い。うちのかみさんは、あなたが出てこなくなってからこの番組を見るのを止めてしまったくらい。」

澤口先生、「それは、気にするわ。あれから痩せましたからね。」
さんま「名前は出さなかったけど、『脳科学の人』って書いたからな。」
澤口先生、「一番問題なのは、門倉先生の言っている事を批判することがまずい。科学者は必ず批判されるんですよ。高度な相互批判で科学は成り立っている。批判するなと言うのは科学者の本質から外れている。批判をしてはいけないんだという自分があると、学者として否定されている気分になる。私にとって、門倉先生はトラウマなんです。トラウマ化しない方法は、短期間で修正する。2週間以内であれば、消去可能。2週間を過ぎると嫌な記憶は残り易くなる。間違いを詫びるときは2週間以内が良い。」

澤口先生、「ギクシャクしない方法ですよね。簡単。トラウマ化した記憶を修正すればいい。ここに(門倉さんが)来た事が本人にとってつらいと思う。あのときはポップだったとか付加情報がつくことによって、解釈を変えることによって嫌な記憶を修正することが出来る。門倉先生は悪気はなかったんだということになる。それが分かれば、わだかまりは無い。許した。当然じゃないですか。こっちも悪いわけで、原因はこっちにもある。仲間ですから。」

植木先生、「門倉の変は、ポジティブな意味があった。良い意味があったとしなければならない。ただ悪口を言って元に戻るというだけでなく、やって良かった事が門倉さんの中にあると思う。澤口先生がおっしゃるように、批判しあう事はすごく大事なんです。門倉先生は、これは、バラエティと言う場で、そういう気持ちで来ていないという、人間批判をする意味になっていて、心が傷つくということをおっしゃりたいと思っている。重要なおっしゃりたいことがあると思うんです。でも、謝らないでほしいんです。その場しのぎで全部を謝る人間は、信用されない傾向が高い。悪い部分は誤ったうえで自分の主張は伝えたほうが信用されやすい。」

尾木先生、「専門分野の経済でいつもと違う面を見せたほうが良い。そうすれば、経済界からのオファーが来るし・・・。」
さんま「ふところ深く持っとけと言う意味。」
尾木先生、「ベルを押す練習をした方が良い。それは、トレーニングの問題。」

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次回、門倉先生、復活!!

(第69話(その1)に続く。)
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