ホンマでっか!?TV 第72話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その21)
※ 内山信二
内山、「さんまさんの前だと極度に緊張してしまう。」
武田先生、「人は注意するときに、文章の前半しか言わない。『オチがない。』といえば、『オチを付けろ。』、『のろまだ。』といえば、『素早くやれ。』という意味を含む。どうしたらいいかをいわない。そうすると、子供のうちは、オチがないほうがいい、のろまのほうがいいと解釈する傾向にある。」
内山、「さんまさんの嫌いな言葉が2つあって、『もうええ!』と『なんや!』。この2つが一番怖いんです。」
武田先生、「これが出ると、思考が全部とまってしまう。」
児玉先生、「その恐怖は一生なくならない。」
池田先生、「偉大な親父に抑圧されている息子に似ている。一番簡単なのは、その親父が死んでしまうこと。でも、そういうわけにはいかないから、生きているうちに乗り越える方法を考える。さんまさんにも普通の一面があると認識する。さんまさんじは、魚のさんまかもと思えばいい。」
尾木先生、「さんまさんへのコンプレックス、サンコンよ。脱出したほうがいいわね。重要なのは、どういうタレントになりたいか?」
内山、「芸風としては、さんまさんみたいに・・・。」
尾木先生、「さんまさんを目指すのはやめたほうがいい。」
川田先生、「自分の行う行動に対するマイナスイメージを持つと、うまくいかない。自分は理想のイメージを持つと、うまくいきやすい。。」
児玉先生、「イメージトレーニングで恐怖を取り除く方法を紹介します。今、内山さんは、さんまさんに説教されています。もう一人の内山さんが気球で上空に昇っていきます。説教されている自分は、どんどん小さくなっていきます。いいですか? 1000mの上空に来ました。内山さんもさんまさんも見えなくなってしまいました。自分は、なんて小さなことで悩んでいるんだろう・・・。と考えることができて、心配事は心の中から消えていきます。」
内山、「余計、不安になった・・・。」
児玉先生、「上空から見た小さな自分のイメージをすると、緊張や悩みが解消されやすい。」
川田先生、「恐怖心があると、頭がストレスで抑圧される。よくやられているのが、脱感作療法。徐々に苦手なものに接触していく。たとえば、高所恐怖症の場合、徐々に階数を上げた写真を見せる。最終的には、屋上から取った写真を見せる。その後、実際に2階、3階・・・屋上に行かせる。内山さんの場合、まず、さんまストラップを見せる、次に、さんま人形を見せる、被り物をした本人、被り物を取った本人を見せる。」