ホンマでっか!?TV 第86話(その5)
「ホンマでっか!?人生相談」(その26-3)
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澤穂希

「リズム音痴を直したい。」
門倉先生、「その場でスキップをやってみてください。続いて、手拍子をしてスキップをやってみてください。」
「できない・・・。」
門倉先生、「ちょっとリズム感に欠けるところがある。」

重田先生、「もう一つだけチェックさせてください。メトロノームに合わせて手拍子をして、手拍子をキープしてステップをまねてください。」
「できない・・・。」
重田先生、「音楽をやっていた人はこれができた。」

おおたわ先生、「自分自身のリズムは作れる。ただ、人の真似をしようとすると右と左がごっちゃになることはありますか?」
「ごっちゃになることはあるが、右と左を間違うことはない。」
おおたわ先生、「人の真似をすることが苦手。自分の中にはリズムはあるはずです。バランス感覚はどうですか?」
「バランスも酷い。バランスボードとかできない。」
おおたわ先生、「バランス感覚や協調運動は、小脳が司っている。これからテストをします。両手を出して、両手首の回転を素早く繰り返す。ぎこちないと協調運動が苦手。」

植木先生、「リズム感が良くない人は、のろまとか遅いとか思う人が多い。実は、人よりも一歩早いんです。焦って先走っていることが多い。一呼吸置くことを意識すると改善されやすい。」

金子先生、「休みの日は何する。」
「友達とご飯食べたりする。」
金子先生、「独特なリズムが壁を突破する起爆剤になっているので、いろんなリズムを体得されると、自分なりのオリジナルのリズム感を強めることができる。休みの日は、新宿・歌舞伎町のホストクラブに行くと良い。売れっ子ホストの独特のリズムを習得することでリズム感アップにつながる。」

武田先生、「直す方法として、芋づる形式と欠点指摘方式の2つがある。芋づる形式は、長所を伸ばす。欠点指摘方式は、欠点を直す。リズム感は、3〜4歳の三半規管の作りに関係している。なので、直すのはすごく大変。でも、治す方法は、芋づる形式で長所を伸ばし、欠点を補う方法が効果的。欠点を指摘して直そうとすると余計に悪くなることがある。」
「直そうと思っても、出来ないから諦めている。」

池田先生、「人と違うリズム感は、サッカー選手として大事。相手と同じリズム感だと動きを読まれる可能性がある。天才的な音楽家や芸術家も自分のリズムがあり、人とは違う。」

澤口先生、「ダンスのトレーニングは逆効果。ダンスを訓練すると脳システムが変化する。リズムに独自性がなくなる恐れがある。現在の独特な脳を無理に変えるとサッカーに悪影響を与える。」

尾木先生、「リーダーは弱点があった方が周りが付いてきやすい。」

澤口先生、「モーツァルト(を聴く)効果は、時間的能力と空間的能力を上げる。モーツァルトのピアノソナタK.448を聴くと、空間的認知能力を高める効果がある。」

門倉先生、「セミの鳴き声は、リズム感がある。ツクツクボウシの鳴き方は、独特のリズムがあり、途中で変化する。ツクツクボウシの鳴き声を聴いた後に自分で発して見るといい。」
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