ホンマでっか!?TV 第99話(その2)
「親子丼が脳の老化を抑える!?」
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親子丼が脳の老化を抑える!?

おおたわ先生いわく、「ボストン大学による鶏肉と鶏卵の研究で、36歳〜83歳までの1400人を調査した。鶏肉と鶏卵を多く食べている人とそうでない人を分けたときに認知症になる頻度とかが鶏肉・鶏卵をよく食べる方が少なかった。また、記憶力がアップしていることもわかった。」


※ (No.001/018)卵黄には脳の神経を活発にする物質がある!?

おおたわ先生いわく、「これらは、脳にいいのではないかという話になって、鶏卵の栄養素の働きを調べたところ、黄身の中に含まれているコリンと言う栄養素が脳の中にある伝達物質、アセチルコリン原料になる事が分かった。卵1個の中におよそ2000mgのコリンが含まれる。牛乳や母乳もいいのだが、母乳180ccに対して、コリン27mg程度。」


※ (No.002/018)下から上を見上げると良い記憶を思い出し易い!?

植木先生いわく、「おはじきを上下する実験があり、一方は下から上へ、他方は上から下へおはじきを移動する。移動した後、この1年の記憶を思い出してもらうと、良い記憶をたくさん書けるのは、下から上へおはじきを移動した人。」


※ (No.003/018)♪上を向いて歩こうを実践するとポジティブに!?

植木先生いわく、「坂本九さんの『上を向いて歩こう』のように、普段から上を向く人は、ポジティブな記憶を思い出す。近年は下を見る作業が多いため、ネガティブな発想になる傾向にある。」


※ (No.004/018)短時間の運動で甘い物の摂取量が半減!?

武田先生いわく、「3時のおやつの前に適当な運動をさせると、運動をした人は、おやつの量が半分になる。半分量で満足するようになる。人間は、ストレスなどの精神的な欲求で過剰に食べている。」


※ (No.005/018)人は糖と脂肪の美味さが本能的に刷り込まれている!?

池田先生いわく、「1万年前は食糧難だった。糖と脂肪が混ざった物を食べるとおいしいと本能に刷り込まれている。」


※ (No.006/018)喜怒哀楽を表に出すだけで痩せる!?

川田先生いわく、「太りやすい体質の方は、喜怒哀楽を表に出すようにすると良い。運動以外のカロリー消費を非運動性活動熱発生と呼ぶが、それがすごく重要になってきている。感情を表に出すとアドレナリンが分泌される。すると、代謝が良くなりカロリーを消費する。」


※ (No.007/018)1日中そわそわすると350kcal消費!?
※ (No.008/018)喜怒哀楽が大きいと1日最大2000kcal消費!?

川田先生いわく、「そわそわしているだけで、1日350kcal消費する。ポジティブな感情で、1日2000kcalは消費量が違う。」


※ (No.009/018)普段は蕎麦→テスト直前にガムを噛んで成績UP!?

武田先生いわく、「食べ物による咀嚼回数は決まっていて、蕎麦(10g) ... 15回、固いパン(10g) ... 100回、ガム(1枚) ... 500回。ただし、ガムは慣れるのでダメ。試験前のしばらくは蕎麦を食べ、試験直前に固いパンを食べて、ガムを噛む。すると、成績が良くなる。」


※ (No.010/018)自分の血液細胞を注射すると冷え性改善!?

川田先生いわく、「冷え性は動脈硬化によって血管が細くなった可能性がある。最新の医療では、自分の血液の細胞を採って、血行が悪い所に注射すると、新たな血管を作り、血行が回復する。」


※ (No.011/018)昼寝は午後3時までの20分以内が効果的!?
※ (No.012/018)昼寝は椅子がオススメ!?

梶村先生いわく、「昼寝は、昼の3時までの20分以内。また、椅子で寝た方が良い。午後3時を過ぎて昼寝をすると、夜の睡眠に悪影響を与える。30分以上の睡眠は深い睡眠になり目覚めが悪い。布団で寝ると熟睡しがち、椅子などの窮屈な姿勢が良い。」


※ (No.013/018)献血で血圧高めの体質が改善される!?

川田先生いわく、「血圧高い人は注意なんですけど、最近、献血すると、血圧高めの体質が改善するかもしれない。血液は鉄分豊富。鉄分が過剰だと、動脈硬化が進行する。鉄を抑えると、動脈硬化が抑えられ、高血圧や心臓病を防げる。体重50kg以上の人で、男性は3か月、女性は4か月に1回、400ccの献血可能。」


※ (No.014/018)納豆に含まれるスペルミジンは長寿の源!?

児玉先生いわく、「納豆はスペルミジンという物質が含まれ、寿命が延びる。」


※ (No.015/018)タラの白子&貝柱&キノコで長寿鍋!?
※ (No.016/018)納豆嫌いにオススメ バナ納豆ースト!?

児玉先生いわく、「納豆のほかにも、タラの白子、貝柱、キノコなどに含まれている。そういうのを入れて『長寿鍋』として食べると良い。バナナと納豆を一緒にトーストした、バナ納豆ーストというトーストは納豆嫌いにおすすめ。」


※ (No.017/018)良い遺伝子のオンと悪い遺伝子のオフが体質改善の要!?

池田先生いわく、「体質は基本的に遺伝子で決まる。体質を変えるには、遺伝子を変える事は出来ないが、良いことをすると良い遺伝子にスイッチが入る。もっと良い事をすると、悪い遺伝子を止める。」


※ (No.018/018)蜂に刺されアレルギー体質が改善した人がいた!?

池田先生いわく、「アレルギーが出ていた人が、蜂に刺されて全部治った。」


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出演者紹介

(司会)
明石家さんま
加藤綾子(フジテレビアナウンサー)

(タレント)
ブラックマヨネーズ
小島慶子
マツコ・デラックス
島崎和歌子

(ほんまでっ会)
池田清彦(生物学評論家)
武田邦彦(環境評論家)
植木理恵(心理評論家)
川田浩志(健康管理評論家)
梶村尚史(睡眠評論家)
おおたわ史絵(医療評論家)
児玉光雄(スポーツ心理学評論家)
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