ホンマでっか!?TV 第104話(その4)
「ホンマでっか!?人生相談」(その34)
※ ジミー大西
ジミー、「人の真剣な姿を見ると笑ってしまう。」
武田先生、「相手が怒っているからおかしいのではなく、真剣もおかしい。」
ジミー、「真剣も・・・。」
武田先生、「どういう種類がおかしい。」
ジミー、「怒ってる・真剣・悩んでる。」
植木先生、「笑っちゃうって言うのの笑う時間は、ちょっとの間なのかずっと笑い続けてしまうのかどっちですか?」
ジミー、「永遠、ずっと。」
植木先生、「心配ですね。ちょっと笑ってしまうというのは、不慮の事故に対する反応としてよくある。恐怖や不安を直接受けることを回避するための防御反応。笑い続けるのは、人間だったらしない。チンパンジー以上の動物は笑い続けない。高等な動物ほど相手に合わせてコミュニケーションを持とうとする。人間は、相手と同じテンションで行動をとり続けることはしない。」
澤口先生、「植木先生のおっしゃるとおり。10万人に1人現れる脳。そういう脳の特徴は、絵が上手い、音楽が上手い、記憶力がある。何かしら独特の能力を持っている。」
池田先生、「ジミー大西さんを最初に見てこの人は天才と思った。絵の才能が突出している天才は、脳の大部分が絵の能力に侵食されている。5歳にして絵の才能がダ・ヴィンチと並ぶと称された少女に言葉を話せるように訓練したら、絵の才能が喪失した。なので、大西さんは、無理に直すと絵が下手になる可能性がある。」
おおたわ先生、「怒ってしまうこと、泣いてしまうこともある?」
ジミー、「泣くのは、ありました。」
おおたわ先生、「何で泣きました?」
ジミー、「若(さんま)と大竹しのぶさんの古い話で、自分がボーっとしていて、若が『ふっと、ボーっとしやがって』と言って、『1週間暇をあげるから、考えて来い。』といわれて、1週間後に戻ってきたら、2人の前で・・・」
さんま、「俺が説明するわ。」
澤口先生、「克服法を考えたんです。物事を論理的に考える。怒っている理由を論理的に考え、その答えに基づいた行動をする。」
武田先生、「してはいけないことを子供に教えるには、お尻をたたくと良い。『こういうところでは笑っちゃいけませんよ。』と。」
おおたわ先生、「皆が和気藹々としているのが、幸せ・平和の象徴。真剣で静かで暗い時は、恐怖感がある。それを打ち破りたいから自分が笑うと思う。直さなくていいと思う。」