ホンマでっか!?TV 第42話(その1)
「父親が男児を世話すると学力低下を招く!?」
※ 父親が男児を世話すると学力低下を招く!?
池田先生いわく、「これは、タイムズに出た記事で、もともと、イギリス政府が男性の育児休暇の増加を狙い、大学に調査を依頼したもの。6000家族ほど調査をしたら、お父ちゃんが、男の赤ちゃんを世話すると、学力低下を招く結果が出た。理由はよくわからないが、女の子の赤ちゃんに関しては、父親が世話をしても学力は低下しなかった。調査した人の推測では、父親は物理的な世話(食事を食べさせたり、おむつを交換したり)はするんだけど、知的な世話をしない。」
※ (No.001/037)知的なケアをしないと脳が発達しない!?
池田先生いわく、「生後に適切な知的なケアをしないと、脳がうまく発達しない。コミュニケーションをとらないと脳が発達していかない。」
※ (No.002/037)イルカの子は母親としか意志が通じない!?
武田先生いわく、「父親が育てると知能が遅くなるというのは、たとえば、イルカは、少し言葉をしゃべる。ただ、母親と子供は言葉が通じるが、父親と子では通じない。」
澤口先生いわく、「これ、逆ホンマでっかですわ。当たり前な話。2005年からすでに分かっている話。」
※ (No.003/037)赤ちゃんを育てると母親の知能が上がる!?
※ (No.004/037)母親は育児で認知症になりにくくなる!?
澤口先生いわく、「お母さんが子供を育てたほうがお母さんの知能が上がる。さらに、認知症になりにくくなる。βアミロイドが認知症の原因ですが、育児をする母親は、βアミロイドが蓄積しずらくなる。」
※ (No.005/037)赤ちゃん言葉に反応するのは母の脳だけ!?
澤口先生いわく、「『だっこ』や『ねんね』は、赤ちゃん言葉なんですよ。赤ちゃん言葉に女性は反応するが、男性は、反応しない。」
門倉先生いわく、「乳首をかまれすぎると、メラニン色素が沈着して本当に黒くなっちゃいますよ」
※ (No.006/037)秋はいじめが深刻になる季節!?
尾木先生いわく、「秋は、いじめが深刻になる時期。春のいじめは、いかにもいじめられっ子といった感じの子がやられる。なので、親や先生も気を付けられる。ただ、秋のいじめは、ほとんどが学級のリーダーの子、スポーツができる子、ピアノのできる子。秋には、運動会や文化祭があるので、みんな団結する。しかし、いろんな圧力も出てくる。なので、反動でリーダーがいじめられたりする。なので、秋のいじめは、いじめられるタイプでない子がいじめられるため、気付かない。秋にいじめ自殺する子はできる子です。」
※ (No.007/037)秋は昔から闘争本能が高まる
テレンス先生いわく、「今のは、歴史的にもDNAで証明されていて、『天高く馬肥ゆる秋』という中国のことわざがある。本当の意味は、秋は、外敵が攻めてくるから警戒しろ。秋の収穫時期は戦争が多いため、闘争心が高まってしまう。」
※ (No.008/037)秋は季節的に他人が気になりだす!?
武田先生いわく、「『秋深し隣は何をするひとぞ』と言うのもある。本能的に他人が火になる。秋は詮索が多くなるので性格が陰湿になる。」
※ (No.009/037)秋はプチ鬱になりやすい!?
おおたわ先生いわく、「大人の世界では、秋は、『季節性感情障害』が知られている『プチ鬱』はすごく増える。秋の憂鬱な気分への対処法としては、有酸素運動と恋愛があげられる。」
※ (No.010/037)焼肉食べ放題に行くと罠にはまる!?
金子先生いわく、「秋は闘争本能ということで、食欲の秋ということで食べたくなるんです。だからと言って、焼肉食べ放題に行くと、罠にはまることがあります。焼肉食べ放題は、定価の約30%が原材料費。なので、3〜4人前召し上がらないと元が取れない。なので、アラカルトで自分の好きなものを少しずつ頼んだほうがいい。」
※ (No.011/037)焼肉は鬱病予防になる!?
澤口先生いわく、「鬱病というのは、脳内のセロトニンという物質が下がり始める。セロトニンは、気分を安定させる物質。金子先生が焼肉をそんなに食べないほうがいいとおっしゃいましたが、脳科学的には逆で、セロトニンを増やすトリプトファンという物質が必要、この物質は肉類に結構入っているので、食べたほうがいい。」
※ (No.012/037)焼肉+牛乳でさらに鬱病予防!?
澤口先生いわく、「牛乳と合わせて飲むともっと良いです。」
※ (No.013/037)「秋ナスは嫁に食わすな」のヨメは元々「嫁」じゃない!?
尾木先生いわく、「『秋ナスは嫁に食わすな』の意味は、おいしいからナスをお嫁さんに食べさすのはもったいないという意味と体が冷えるからという意味がある。国語的なところをいうと、嫁に食わすの『嫁』は、『お嫁さん』のことではない。元々は、『夜目(ネズミ)においしいナスを食べられぬよう注意しろ』という意味だった。」
※ (No.014/037)いじめや鬱にはサンマが良い!?
澤口先生いわく、「尾木ママ先生のように、秋の味覚といえば、さんまですよね。いじめが増えるとか、憂鬱になるとか、秋のサンマは非常に良い。サンマ等に含まれるDHAを飲ませたグループと飲ませないグループでは、飲んだグループの攻撃性が減少した。」
※ (No.015/037)キノコを食べると免疫力が高まる!?
テレンス先生いわく、「キノコがおいしくなるでしょ。あれは、冬に向けて免疫力が高くなる。」
※ (No.016/037)サンマは夜の営みにも良い!?
テレンス先生いわく、「サンマとか青魚には、DHAのほかビタミンEも多い。男性は、夜にも良い。」
※ (No.017/037)辛い物を食べ過ぎると咽頭がんになり易い!?
池田先生いわく、「食べ物は、いろんな習慣があるが、危険な物もある。たとえば、辛い物が好きな人は、咽頭がんになりやすい。辛い物をよく食べるタイ人などは、咽頭がんの発生率が比較的高い。」
※ (No.018/037)飲酒後すぐに赤くなる人は食道がんになり易い!?
池田先生いわく、「お酒を飲んで赤くなる人は、食道がんになりやすい。赤くなるのは、血行が良いのではなく、酵素が足りない。酵素が足りないと、アセトアルデヒドが体内にたまり、がんになりやすい。」
※ (No.019/037)熱い物を取り過ぎる人も食道がんになり易い!?
池田先生いわく、「熱い物を取り過ぎる人も食道がんになり易い」
坂下千里子、「夫は熱いみそ汁を3杯くらい飲むんですよ。」
池田先生いわく、「それは10倍くらいやばいです。」
※ (No.020/037)歯磨きしない人は心筋梗塞になり易い!?
おおたわ先生いわく、「歯を磨くと虫歯予防だけではない。歯磨きを1日1回しかしない人と、2回以上する人では、心筋梗塞になるリスクが、1.7倍違うことが分かった。歯と心臓なんて関係ないと思いがちだが、意外と歯磨きみたいなことが心臓を守ってくれる。」
※ (No.021/037)虐待されている子は約3倍虫歯が多い!?
尾木先生いわく、「虫歯と子供の虐待がすごく関係がある。虐待されている子は、普通の子より3倍虫歯が多い。虐待された子は、親をかばうが、歯を見れば分かる。」
※ (No.022/037)脳を見れば虐待するか分かる!?
澤口先生いわく、「虐待をされた子供は、生まれてきた自分の子供も虐待する。『Cycle of violence』(虐待の連鎖)という。虐待することによって、脳が変わってしまう。なので、脳を見ると、この人が虐待するかとうかわかる。虐待を受けた人は、扁桃体と海馬が小さくなる。扁桃体と海馬は、感情をつかさどる部分なので、恐怖等の感情を感じなくなり、虐待に抵抗がなくなる。」
※ (No.023/037)虫歯じゃない歯の痛みは心筋梗塞を疑え!?
池田先生いわく、「歯が痛いというのは、心筋梗塞の前駆症状。虫歯もないのに歯が痛いときは病院に行ったほうがいい。」
※ (No.024/037)熊と出会ったら目を見てムーンウォーク!?
門倉先生いわく、「熊に出合った時の対処法として、目を見てムーンウォークすると良い。目をそらさずに、そのまま後退すると良い。」
※ (No.025/037)関東は箱根・千石原、関西は箕面山で恋愛成就!?
金子先生いわく、「山ガールという、おしゃれなファッションで登山をする女性が人気だが、秋のデートスポットとして注目されているのが、関東であれば箱根の千石原、関西であれば箕面山。すごく恋愛成就しやすい。山のデートは、5時間くらいが会話や体力的にも望ましい。また、下山口にホテルがある。特に、箱根は個室露天風呂付きの旅館やホテルがある。」
※ (No.026/037)秋の紅葉で食欲と性欲が増す!?
テレンス先生いわく、「秋の紅葉の色って、食欲と性欲が増すんです。」
※ (No.027/037)スズメバチに香水と黒い服はNG!?
武田先生いわく、「秋はハイキングとか行く人が多いから、2つばかりご注意を言うと、1つ目は、スズメバチが攻撃的になる。子供とか行かせると死んでしまうことがある。香水と黒い服は、襲われる。」
さんま、「黒目を狙ってくるらしいですからね。」
池田先生いわく、「蜂は必ず1回、警戒してくるよ。」
※ (No.028/037)心拍数上昇時は相手を4倍魅力的に感じる!?
植木先生いわく、「山に登ったりすると心拍数が上がりますよね。心拍数が上がると、恋愛と誤解する可能性が高くなる。女性がランニングをしたりして心拍数が上がっている状態で以前見た男性の写真を見たりすると、男性の魅力度が4倍に上昇する。」
※ (No.029/037)首を左に8°傾けると魅力的に見える!?
重田先生いわく、「携帯電話の持ち方一つで仕事ができる、かわいいと思わせることができる。携帯電話をかけたら、話す前にわざと左手に持ち替えて、首を傾ける。その傾ける角度が8°で、傾けたら、右手を左手に添える。首を8°傾けると、魅力的に見える。右に8°傾けると、信頼性が見える。」
※ (No.030/037)携帯電話を使う方が脳腫瘍になりにくい!?
澤口先生いわく、「一時期、携帯電話の電磁波が脳腫瘍に悪いと言われていたが、WHO(世界保健機関)の調査で、否定されました。むしろ、携帯電話を使っていた人のほうが、脳腫瘍になりにくかった。脳腫瘍は、携帯電話を使うと、1.4倍低くなる。」
※ (No.031/037)オールブラックスはバックスの間違い!?
さんま、「ニュージーランドのラグビーチームの『オールブラックス』は、元々、『オールバックス』と言っているのに、ユニフォームの色が黒かったがために、『オールブラックス』と勘違いされてしまった。」
※ (No.032/037)男は若い時Hをし過ぎると前立腺肥大になり易い!?
池田先生いわく、「若いころからセックスを激しくすると大人になって前立腺肥大になりやすい。」
※ (No.033/037)ライオンのHは1日50回!?
池田先生いわく、「人間は、あまり回数しないでしょ。ライオンは1日50回するけど。」
※ (No.034/037)女は若い時Hし過ぎると年収が15%低くなる!?
澤口先生いわく、「女性に関しては、別の意味で深刻。Hをし過ぎると、その後の年収が15%減少する。Hをすることによって脳が変化し、高校中退や年収の低下を招く。」
※ (No.035/037)恋愛小説を読み過ぎると恋愛をしなくなる!?
植木先生いわく、「恋愛小説や恋愛映画にはまりすぎる人は、実際の恋愛をしない。恋愛の望ましい映像を見てしまうと、それで満足し実際に行動しなくなる。」
※ (No.036/037)女性が浴衣を脱ぐ時は背中を向けて脱げ!?
金子先生いわく、「女性が男性と露天風呂に行った時、背中を向けて浴衣を脱いだほうがよりかわいく見える。男性が女性をかわいく思う部分は、体の前よりもお尻から足のライン。期待感を持たせるためにも、浴衣を脱ぐ時は、背中のほうから脱いで、入るときに全面を見せたほうがいい。」
※ (No.037/037)女性が浴衣を脱ぐ時は肩甲骨あたりで一度止めろ!?
テレンス先生いわく、「金子先生は一つ足りない。背中で脱ぐ時に、肩甲骨のあたりで一度止める。そこからは一気に行くといい。」
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※ 出演者紹介
(司会)
・明石家さんま
・加藤綾子(フジテレビアナウンサー)
(タレント)
・ブラックマヨネーズ
・坂下千里子
・マツコ・デラックス
・島崎和歌子
・磯野貴理
(ほんまでっ会・上段)
・金子哲雄(流通評論家)
・おおたわ史絵(医療評論家)
・門倉貴史(経済評論家)
・重田みゆき(印象評論家)
(ほんまでっ会・下段)
・池田清彦(科学評論家)
・テレンス・リー(軍事評論家)
・武田邦彦(環境評論家)
・植木理恵(心理評論家)
・尾木直樹(教育評論家)
・澤口俊之(脳科学評論家)