ホンマでっか!?TV 第42話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その3)
←第42話(その1) * 第42話(その2) * 第43話(その1)→
※ 1人目、河本準一

河本「うちの嫁がまったく片付けができない。キッチン周りとか、洗濯・洗面所とか、リビングとか・・・。ただ、自分の部屋だけキレイ。昔はキレイ好きだったが、1人目の子供が出来てから片付けができなくなった。」

おおたわ先生、「話を聞いて少し安心しました。最初は片づけられない女性と聞いたときに、脳の前頭葉が悪いのではないかと思ったのだが、脳の障害のある方の場合、どこも片付けられない。子供周りは片付けているので、やろうと思えばやろうとしたところだけ出来ている。なので、脳の前頭葉には障害はないはず。」
澤口先生、「それは、無駄ですよ。失礼ですが問題ですよ。もう直りません。一生直りません。」

澤口先生、「お子さんが生まれてからそうなった? それで脳が変わったんですよ。女性は、子供を産むと母親脳に変化する。子供を育てるために、いい方向に変わるのがほとんどですけどね。われわれ(脳科学)の世界では常識。気にしないほうがいいです。無駄ですから。」

植木先生、「トイレなどの水回りは女性らしさの象徴なので、男性が掃除してはいけない。男性的エリア(高いところ・力仕事)を完璧に掃除をするとよい。1ヶ所だけ完璧に片付けると、女性はほかの場所もキレイにしたい波及効果がある。」

門倉先生、「キッチンが汚れたままで何日か放置すると、細菌さんとか虫さんとかいっぱいわいてくるはず。ゴキブリやネズミも出てくるはず。女性は、虫系が嫌いなので、汚さを限界まで放置すれば、嫌でも気になって片付けを始める。」

武田先生、「そんなの簡単です。あなたが仕事を辞めて、奥さんが働きに出て、あなたが片付けたらいい。」
河本「・・・・・・。」

池田先生、「奥さんが注意力散漫かどうかは見ればわかる。散漫でない可能性もある。奥さんの不満が表立って言えないために片付けない行動に出ているのかもしれない。」

まとめ。

1.夫が一ヶ所だけ完璧にキレイにする。
2.汚さを限界まで放置する。
3.仕事を辞めて主夫になる。
4.嫁にガムを食べさせる。
5.嫁に歯を磨かせる。


※ 2人目、石原良純

石原「子供(小学校1年生)とたっぷり遊びたいが、効率よく頭がよくなる勉強法が知りたい。勉強が効率よくできれば、遊ぶ時間も増える。」

石原「受験をしようと思ったら、小学校4年生になったら、(受験勉強に忙しくなり、)夏休みはないと言われる。」
尾木先生、「どこで勉強してるの?」
石原「まだ小さいですから、食堂。」
尾木先生、「すごくいい! 当たりです。リビングでやるほうが良い。よく親御さんは、勉強部屋を作って、いい環境で勉強させたほうがいいと思う。それは逆で、絶対ダメなんです。」
澤口先生、「おっしゃる通りで・・・。」
尾木先生、「まだ、しゃべってる。」
澤口先生、「すみません。」
尾木先生、「お母さんがいる台所の食堂の上だとかで、楽しく勉強をするのが良い。小学校の1〜3年くらいまでは、集中して楽しく勉強ができる。」

武田先生、「小学校1〜3年生までに親が勉強方法を設計してあげる。子供の集中力は15分くらいしか持たない。なので、親が15分ごとの勉強を指導してあげる。そうすれば、4年生から頑張らなくても受験はできる。勉強は1年生から始めたほうがよく、年齢を重ねると、勉強するのは辛くなる。」

武田先生、「脳細胞がつながってから勉強させると楽。勉強するというのは何かを覚えると思っちゃう。でも、覚えるのはすごく辛いんです。なので、覚える勉強の前に、脳のネットワークを作ると良い。脳のネットワークを作るためには暗記が欠かせないが、掛け算の九九とか、お経とか、東海道本線の駅名とか、癖で行うと脳のネットワークは出来てくる。」

武田先生、「それをやらないと、小学校のころに勉強が好きだった子が中学・高校に進学するにつれて、勉強が嫌いになる。暗記は、3〜4歳くらいから始めたほうがよい。」

澤口先生、「効率よく工夫しながら勉強する基礎は、6歳くらいまでに出来てしまう。6歳までに知能を高める方法は、脳科学的に証明されている。そういう人は、親に何も言われずに時間配分を考えて勉強する。」

池田先生、「脳を鍛えるというやり方があって、自分が興味のあることで遊ぶというのが重要。そういうことができる子供は、勉強しなくても伸びるんです。自分は、小学校上がるときに、読み書きが出来なかった。虫ばっかり捕って遊んでいたから。また、36歳まで「む」の書き順を知らなかった。そんな大学教授、日本にはあなたしかいませんよと言われた。なので、小学校低学年までにどう遊ばせるかが重要。遊びながら、分類・比較させる作業をさせると良い。」

児玉先生、「成績の良い子の共通点が分かった。親がつきっきりで勉強している子供の成績は良くない傾向にある。勉強以外に没頭する趣味やスポーツを持っていると、成績が良い傾向にある。」

おおたわ先生、「子供が勉強する時間を朝の6時から9時にする。高学年になると、夜遅くまで勉強するのがいいとされているが、それは全くよろしくなく、人間は、朝の4時〜9時くらいが、暗記力・記憶力・思考能力が冴える。」
児玉先生、「チョコレートは、集中力が高まり、反応スピードが速くなる。紅茶は、テアニンという物質が含まれ、α波が出やすくなる。」

澤口先生、「ちょうど、7,8歳に脳が変わるんです。それまでに知能を伸ばしておかないといけない。ワーキングメモリーという能力を高めればいい。物語を読み聞かせたり、色んなことをやった時に、順番を覚えさせてください。一番重要な能力は、順番を覚えることなんです。」

まとめ。

1.小学校1〜3年生まではリビングで勉強。
2.集中力が保つ、15分間の勉強を設定。
3.遊びながら分類・比較させる。
4.勉強以外の趣味・運動をさせる。
5.朝の4時〜9時の間に勉強。
6.チョコレートを食べ紅茶を飲む。


※ 3人目、大島美幸

大島「オナラが臭いんです。」

武田先生、「臭いオナラで、何が日常的に困るんですか?」
大島「旦那と一緒にベッドに寝ているんですけど、朝方、屁をするじゃないですか。一緒の布団だから、旦那が熟睡しているのに、オナラをしたがために、起きてしまう。」
武田先生、「あんまりひどいと気絶することもある。」
大島「旦那は、起きたまま眠ることができなくなり、『化学兵器が?』と言われる。また、10分間くらい、においが消えることはない。」

門倉先生、「オナラ、どういう出し方されますか? 一気に出されるタイプか、少しずつ小出しか?」
大島「自分は、一気に出したい。」
門倉先生、「一気に出してしまうと、流体力学からいうと、ものすごい勢いで拡散してしまう。なので、においが周りにもわ〜んと行ってしまう。なので、少しずつ小出しにすると拡散せず、においが広がらない。」

池田先生、「小出しにするので一番簡単な方法は、でんぐり返しをして、おしりをてっぺんに持っていく。それで小出しにすると、においが出たり入ったりするので、臭くない。」

尾木先生、「みんなの前で出ちゃった場合は、さっと横に移動するの。そうすると気付かれない。」

児玉先生、「マッチを擦るとリンのにおいでオナラのにおいが消える。」

児玉先生、「飛行機が緊急着陸した事例がある。ワシントンからダラスに飛んでいた飛行機が、ナッシュビルというところに緊急着陸した。原因はオナラ。乗客がマッチの焦げたにおいがすると客室乗務員に言ってしまったため。オナラ隠しのために、ある乗客がマッチを擦っていた。乗客はナッシュビルで3時間の足止めを食らった。」

尾木先生、「このままだとどうなるか知ってます? 大腸がんになる可能性がありますよ。我慢して激痛が走ることはない?」
大島「我慢することは嫌いなので、どこでもやる。」
尾木先生、「オナラを我慢し続けると、腸内の悪玉菌が増え、大腸がんのリスクが高くなる。」

武田先生、「アリシンのにおいで間違えない。アリシンは、肉と玉ねぎとニンニクのにおいを合わせたもの。これは、一番よくない形。それをおなかの中で合成してしまう人がいる。これは、食事で解決するのと、心理的に解決するのと、アリシンをとらえるパンツがある。」
大島「外に出るときは、臭くないってこと?」
尾木先生、「おのオナラパンツは、普通の下着の上に着用する。洗濯もできる。ちなみにものすごく高く、1枚1万円〜3万円。」
武田先生、「そのパンツで、心理的な圧迫が直ると、臭いのがなくなってくる。」

おおたわ先生、「おなかの中に、いい菌がいると、においが割と良くなってくる。代表的なものは乳酸菌なので、ヨーグルトを食べると良い。」
池田先生、「ノズル見たいので浣腸したらいい。乳酸菌を。」
おおたわ先生、「浣腸するなら、ミントオイルもおすすめです。」
大島「お尻からは入れたくない。」

尾木先生、「そういうと思って、おなかに塗ると治るのを持ってきた。アロマなんですけど、腸内のガスを緩和するクリーム。」

まとめ。

1.でんぐり返しで小出しにする。
2.乳酸菌を摂って善玉菌を増やす。
3.オナラパンツを買う。
4.オナラをした後、さっと横に移動する。
5.ガスを緩和する薬を塗る。


※ 4人目、和田アキ子

アッコ「実は、そろそろ自分だなと思うとド緊張なんです。ものすごく気が小さいんですよ。」

澤口先生、「私は、非常に気になっています。鍵の閉め忘れとか気になるほうですか?」
アッコ「ありえないです。」
澤口先生、「鍵を閉めてももう一回戻ることはない?。」
アッコ「完全にチェックしますし、寝る前も明日の洋服を何にするか全部チェックしてます。。」
澤口先生、「私が言いたいのは、チェックしてまたチェックしていませんか?」
アッコ「それは、あんまない。」
澤口先生、「1回だけ。」

アッコ「8月にアメリカに行くのに、6月の後半から準備をして、リストを全部書いて、OKしたものから消していきます。」
澤口先生、「そういうことは、非常にいいことなんですけど、それが日常的に鍵を閉め忘れたとか、火を消し忘れたんじゃないかとか・・・。」
アッコ「それは、ないです。」
澤口先生、「だとすれば、性格特性です。アキ子さんの性格っていいんですよ。相手側に立てますよね。こんな能力持っている人はいない。その場では、状況に応じて判断し、そのあとに、気付けたんじゃないかとか、これではまずかったのではないかとか反省するのもすごい能力で・・・。和田アキ子さんは元々怖かったんですよ。」
アッコ「誰が?」
澤口先生、「私。この番組に和田アキ子さんが出るっていうんで、『怖いから出たくない。』って言ったんです。」
さんま「全員、アッコさんだから出たくないって言ってた。」
アッコ「おい」
澤口先生、「脳科学的には、そういう性格特性があって、遺伝性もありますから、今の性格特性を、そのまま受け入れたほうが楽になる。性格特性は20歳を過ぎると変わらなくなる。」

武田先生、「宙ぶらりんの時に不安になる人がすごくいる。アメリカに行くことになっているけど、実際に行くのは1か月後でまだ行っていない。その場合、1か月間は、不安な状態が続くことがある。洋服を用意して旅行鞄を用意して、玄関先まで出る。そうすると、その後の出発までの1か月間、不安がなくなる。」
武田先生、「この際、精神的に解放された状態を作ると良い。」

尾木先生、「キレることはないですか?」
アッコ「時々、夜中の公園で叫んでる。」
尾木先生、「自分でしておられるわけね。それは、すごく偉いと思いますけど、普通の人なら、みんなのいる場所で突然キレてしまったり、錯乱状態になってしまうの。そうなる前にちゃんとなされている。」

植木先生、「孤独に感じることはありますか?」
アッコ「ものすごくあります。」
植木先生、「和田さんのような日本人離れをした楽曲をやりながら、バラエティをやりながら、姉御的存在の芸能人は理解者があまりいない。帰る場所を探したい本能がある。どこか一部でも重なると思う人を見つければいい。」

アッコ「普通に寝れない。誘導剤飲まないと寝れない。」

池田先生、「未来の楽しいことを考えると快眠しやすい。」

武田先生、「朝、太陽の光を入れて、スイッチを入れなくてはならない。都市は必ず、西のほうに発達する。朝、日が昇る東へ向かって歩く。朝、日のほうに向かって歩くと調子がよくなる。」

植木先生、「自分と関係ない、壮大なものを思い浮かべると快眠しやすい。日記をつけて、反省すると興奮して眠れなくなる。」

尾木先生、「においもすごく大事。カモミールっていうのがあるでしょ。それをかぐと、寝るときに効果的。」

まとめ。

「気が小さい性格を直したい。」
1.不安なことは仮に先に行動してしまう。
2.海や山に行って開放的になる。
3.笑顔で「まっ いいか」と唱える。
4.同じ立場の人を見つける

「寝ることができない。」
1.未来の楽しいことを考える。
2.朝に太陽の光を浴びる。
3.どうでもよいことを考える。
4.カモミールのにおいをかぐ。

←第42話(その1) * 第42話(その2) * 第43話(その1)→