ホンマでっか!?TV 第44話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その5)
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東尾理子(プロゴルファー)

東尾理子「一度、苦手意識を持ってしまった方の事をどうしても好きになれない。」

尾木先生、「嫌いな人は嫌いじゃない。どうして好きになろうとするの?」
東尾理子「今まで、騙したり、ウソをつかれたり自分が苦手だと思う方は、避けて通る人生を歩んできた。だけど、主人(石田純一)は、自分に嫌なことをされても、その人のいいところを見つけて、お付き合いしていくタイプだった。なので、わたしがその人のことを嫌になってしまったら、主人の交友範囲まで狭めてしまう。」

おおたわ先生、「石田さんのいままでのペースがあります。それに合わせていくのが窮屈・面倒という気持ちが生まれてきている。このまま、少しずつの我慢を続けていくと、理子さんは、円形脱毛症になります。」

尾木先生、「石田純一さんのほうがおかしくて、あなたのほうがまとも。誰でも好きというのは、人間として異常だから、変ですよ、かなり変。石田純一さんがあなたに合わせるように教育したほうがいい。夫に対して少しでも我を通すと心が落ち着き嫌なことも我慢できる。」

尾木先生、「自分に罪悪感はあります?」
東尾理子「そういう風に考えられる人間というのは、大きい器の人間のように思うので、わたしもそういう風になれたらいいなと感じます。」
尾木先生、「あんまり思い過ぎちゃうと、円形脱毛症になったり、心理的な所で言えば、対人恐怖症的な感じになる。石田純一さんの事、愛してるでしょ。」
東尾理子「はい。」

門倉先生、「嘘をつく人が嫌いと言いましたが、結構、みんな、ウソをつくんですよ。バージニア大学が学生を調べたところ、母親に対しては48%、他人に対しては77%、友人に対しては28%の人が何かしらのウソをついている。人は、ウソをつく生き物だと思えば、ウソをつかれても気にならない。」
東尾理子「嘘を認めない人がさらに嫌なんですよ。」

尾木先生、「嘘をつく人は、なかなか謝らないと言っていたでしょ。ウソをつき通そうとしているわけではなく、本人にも自覚がない時がある。真実は一つだと思うと、精神的に追い込まれてくる。」

東尾理子「自分だけに優しいのもいやだ。」
おおたわ先生、「自分にだけ優しくて、ほかの人に極悪非道だったら、やっぱりね・・・。」

金子先生、「これ以上、無理に人を好きになる必要はございません。石田純一さんが異常なまでに優しすぎなんです。理子さんがブレーキをかけないといけないんです。18歳の時に駒沢公園を歩いた時、前から石田さんが歩いてきたんですね。その横を野良犬がわんわん吠えてきたら、石田さんは、しゃがんで頭撫でようとしたんですよ。そうしたら、腕をかまれそうになった。石田さんは、人が良すぎて、付き合ってはいけない人とも付き合ってしまっている可能性がある。石田さんは動物にも優しい方なんで、いろんな人が寄ってくると思うんですよ。中には悪い人がいるかもしれないので、今以上に厳しい目で見たほうがいい。」

おおたわ先生、「理子さんは、ジェントルマンが好きなんですよ。最低限、みんなに愛を持っていて、なおかつ、自分にだけ、特別な愛を向けてくれるのが理想なわけですよね。」

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東尾修(野球評論家)

東尾修「理子夫妻に子供が出来たときに、初孫、かわいいじゃないですか。猫かわいがりしそうなタイプなので、孫をかわいがり過ぎてしまうのではないか。それが、教育上、よくないのではないかと。」

池田先生、「おじいちゃんが孫をかわいがってもいいんです。ただ、子供の教育は親の責任なんです。理子さんと石田純一さんが子供を教育して祖父母は勝手に甘やかせばいい。赤ちゃんは、お父さんを認識できない。あまり子供の前に出ると、修さんが父親だと思い込む。」

尾木先生、「おじいちゃんがお父さん役をやったら、刺されますよ。無条件の愛をささげるのが、おじいちゃん、おばあちゃんの役割。教育者になる必要はない。子供をおじいちゃんが囲むと石田さんは、おじいちゃんにあまやかされたら駄目と子供に教える。」

武田先生、「親から子供に伝わる遺伝子は50%。孫に伝わる遺伝子は25%。25%の部分が自分にそっくりと感じる。遺伝的に、祖父母と孫は感覚が似てくる。そういう状態で教育すると悪影響を及ぼす可能性がある。」

池田先生、「遺伝子は、組み合わせだから、どんな組み合わせになるかはわからない。孫が、自分がスポーツしていたからと言って、たとえば『運動神経がある』とか思い込んで教育するのは良くない。」

おおたわ先生、「これから、理子さんが妊娠・出産するにあたって、朗報を一つ。理子さんは34歳でいらっしゃいますが、40歳になっても焦ることはなく、心配することもない。今では、非常に安全になっています。40歳を超えてから初産を経験した女性の100歳以上まで長生きする確率が非常に高いこともわかっています。妊娠・出産を経験することで老化を防ぐ、若返るという可能性がある。」

池田先生、「お子さんが生まれたら、母乳をあげたほうがいい。お子さんとのコミュニケーションもあるし、乳がんを防ぐ可能性がある。」
おおたわ先生、「理子さんは、孫が生まれたときの心配をなさるのであれば、石田さんにとられてしまうのではないかという不安があるのであれば、もう一回、自分でお子さんをお作りになったらどうでしょうか? 同じ時期に。」

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