ホンマでっか!?TV 第45話(その2)
「ホンマでっか!?人生相談」(その6)
※ 生瀬勝久
生瀬勝久、「舌打ちする癖がありまして、それは直るものですか?」
尾木先生、「どんな時ですか?」
生瀬勝久、「自分で何かを失敗した時。いままではそうではなかった。」
尾木先生、「いらっとするときなんですね。最近はいつくらいからなんですか?」
生瀬勝久、「ここ4,5年ですね。」
尾木先生、「分かりましたね。一つ。それは、更年期障害。男もあるのよ。」
おおたわ先生、「最初に舌打ちが出たのは何歳くらいですか?」
生瀬勝久、「覚えていない。」
おおたわ先生、「すごい子供のころでしたか?」
生瀬勝久、「若いころからやっていたと思う。。」
おおたわ先生、「それが頻度が増してきて、最近は、自分で制御は不能であると。」
生瀬勝久、「そうですね。麻雀でも牌をツモって、チェッって。」
おおたわ先生、「もしかしたら笑っていられる場合ではないのかも? 不随意運動と言って、自分の意志とは関係なく表れる筋肉の収縮運動。社会的に成功している人でも同じ症状があるので無理に直す必要はない。」
武田先生、「癖を直そうとするときは、癖に自分の注目が行ってしまう。直そうと思って、そこを一生懸命攻撃すると、逆に膨れてしまうが、自分の良いところを伸ばすことで舌打ちの癖が直ることがある。生活の改善方法の一つ。」
生瀬勝久、「僕のいいところはどこですか?」
池田先生、「これは、遺伝的な所もあって、基本的には、完璧には直らない。脳を訓練することによって軽減することはできる。意識的に舌打ちではない別のことをすれば症状が軽減する。」
尾木先生、「口で言うようにしてみるのも一つ。」
児玉先生、「勝負にこだわるタイプじゃないですか?」
生瀬勝久、「はい。」
児玉先生、「負けたら悔しいとか。」
生瀬勝久、「悔しいですけど、ギャンブルが好きなんで。負けても表情に出さないのが美学。」
児玉先生、「でも、出ちゃうんでしょうね。」
生瀬勝久、「出るのが悔しいんです。」
児玉先生、「35年以上も前に、フリードマンとローゼンマンという2人の心理学者が、タイプAとタイプBという人間を2つに分類しているんです。生瀬さんは間違えなくタイプAだと思う。タイプAは、アグレッシブとかアタックとか攻撃的な人。タイプBは、ビーイングとかあるがままの人。ギャンブルにはまる人の90%がタイプAなんです。」
金子先生、「舌打ちできるのがうらやましい。自分は、舌が長いからもつれちゃって。イライラの原因を取り除くのが一番大事なので、20代の女性の飯友を10人作ってください。出来たら、生瀬さんの好みのタイプの女性で作ってください。」
生瀬勝久、「嬉しいですけど、不可能・・・。」
金子先生、「生瀬さん、10人くらい大丈夫です。なぜかというと、イライラの原因は、腹が立った時。電話したらすぐ来てくれるような飯友との約束があれば、腹が立つことを我慢できる。」
植木先生、「心理学では、舌打ちをするから頭にくる。行動が感情を呼ぶんです。笑っているうちに楽しい気持ちになったり、泣いているうちに悲しくなったりする。なので、舌打ちという行動を止めたほうがいい。生瀬さんのメンタルヘルスの為に、癖は止められるんです。」
生瀬勝久、「そういう話を聞きたいんですよ。」
植木先生、「古典的な療法で『輪ゴム療法』があるんですよ。輪ゴムを腕にはめて舌打ちしたくなったら輪ゴムを引っ張る。悪い癖を直したかったら、痛みを伴うほかの癖に置き換えると両方の癖が消失する。」
尾木先生、「2段階で直したほうがいい。更年期の所は、直していけますから。大事な所は、ホルモンのアンバランスで更年期障害は起きてくるんですよ。ホルモンのバランスを整える食べ物があって、それは、山芋。決定打は、マウスピース。笑顔を作るためのもので口角を上げることができる。」