ホンマでっか!?TV 第82話(その1)
「台風が近づくとくも膜下出血発症が1.8倍に!?」
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台風が近づくとくも膜下出血発症が1.8倍に!?

おおたわ先生いわく、「沖縄県の八重山諸島での調査。台風の前後3日間、その日にちがそれ以外に比べて、くも膜下出血の発症率が1.8倍になった。」


※ (No.001/024)台風が血管のこぶを刺激しくも膜下出血に!?

おおたわ先生いわく、「それは、一つは、精神的不安定からきている。他のくも膜下出血の原因として、9割の人が脳内の血管にこぶを持っている。それが破裂することによって、くも膜下出血になる。台風による気圧の変化がこぶに悪さをするのではないかとみている。精神的不安による血圧の変化でこぶが破裂しやすくなる。なので、普段から血圧を下げていることが重要。台風通過前に降圧剤を服用する。」


※ (No.002/024)妻は夫の世話をするとくも膜下出血のリスク1/2!?

澤口先生いわく、「子供を育てているとか、旦那を世話をしているとかあるが、くも膜下出血予防には、旦那の世話をした方がいい。子供だけの世話をする女性と子供と旦那の世話をする女性では、後者の方がくも膜下出血のリスクは1/2になる。いろんな役割を持つと、脳の血流が良好になる。」


※ (No.003/024)台風が来るとぜんそく発作がおき起き易い!?

武田先生いわく、「激しい気象変化が起きると、人間の体は、月の運動とか、気圧の変化とか敏感だから、台風で一番言われているのが、ぜんそく。」


※ (No.004/024)台風が東京の西側を通るとぜんそくが激しくなる!?

武田先生いわく、「ぜんそくは、風呂の湯気をかいだだけで出る人もいる。湿度の変化と温度の変化、気圧の変化に影響する。首都圏の人は、台風が西側を通るとぜんそくが激しくなる。台風による不快感もぜんそくを起こす原因になる。」


※ (No.005/024)思い込みでアレルギー症状が出る!?

池田先生いわく、「花粉症を例にとると、本人が花粉やばいと感じただけで、花粉症になる。」


※ (No.006/024)秋の花粉症にも気をつけろ!?

尾木先生いわく、「実は、秋の花粉症の方が重大。秋の花粉症は、夏風邪と間違えやすく、症状が悪化することもある。秋の花粉症の原因は、ブタクサなどn雑草類が多い。」


※ (No.007/024)菊の花粉でアレルギー症状に!?

おおたわ先生いわく、「彼岸等の際に仏花として持ち込む、菊にも花粉によるアレルギー症状がある。お線香の煙もアレルギー症状が多い。そばアレルギーは、重症度が高い。知らないで食べると死亡することもある」


※ (No.008/024)父と関係良好の男子はアレルギー体質になりにくい!?

おおたわ先生いわく、「幼少期の父との関係が良い男子は、アレルギーになりにくい。」


※ (No.009/024)アレルギーの原因ダニの糞は1日6回!?

武田先生いわく、「アレルギーはきっかけを作るといけない。きっかけの一つになるのは、ハウスダスト。ハウスダストには、ダニの糞が含まれており、アレルギーの原因になる。ダニは、1日6回ウンコをする。そして、1日2回卵を産む。」


※ (No.010/024)夏 繁殖したダニの死骸と糞が秋口大量に!?

武田先生いわく、「ダニの寿命は3か月なので、夏に活動したダニの死骸が秋に来る。」


※ (No.011/024)空調でバイ菌が蔓延し死者34人!?

武田先生いわく、「フィラデルフィアで34人死んだホテルがあって、原因は、エアコンのところに付いたばい菌が散ったため。夏は菌が繁殖しやすいためエアコンや換気扇は掃除したほうがいい。」


※ (No.012/024)海外に行ったらデング熱に注意!?

池田先生いわく、「細菌やダニは、ゼロにすることは絶対にできないので、共生が必要。小さい頃はある程度、汚い環境で育ったほうがアレルギー体質になりにくい。海外旅行に行って帰ってくると、デング熱という病気を持っていることがある。この病気は、東南アジアで流行っていて、頭痛・腹痛の症状で国内でも50人ほどの報告がある。まれに、症状が出ない人がいて、その人から蚊を媒介して海外旅行者以外からも感染する可能性がある。時には重症の場合、死亡する可能性もある。」


※ (No.013/024)ハチに刺された死亡数 年間最多73人!?

尾木先生いわく、「昨年は猛暑でスズメバチが活発化している。多い年には、73人が死んでいる。年間平均は、21.8人。65歳以上の男性の高齢者の被害が多く、約40%。男女比は、男:女で4:1。」


※ (No.014/024)大腸菌が突然変異して人間を脅かす!?

中西先生いわく、「紫外線を浴びて、なんでもない大腸菌がスーパー大腸菌になって人間が死んでしまうことがある。普通は、陽に当てて殺菌するというが、たまたま生き残ったりする菌がいて、太陽光は、遺伝子を壊す働きがあるため、壊れた場所により、スーパー大腸菌になってしまう。」


※ (No.015/024)菌は進化し人間に抵抗する!?

武田先生いわく、「煮沸して冷えたときに増殖する菌もある。なので、対処法も変える必要がある。」


※ (No.016/024)秋口は抜け毛が増える!?
※ (No.017/024)秋口の抜け毛は1日100本!?

金子先生いわく、「秋口になると抜け毛が増える。夏の紫外線や汗が髪の毛に悪影響を及ぼし、普通は、1日55本ほど抜けるが、秋口は100本ほど抜ける。抜け毛予防は、シャンプー2度洗い、コンディショナーを付ける。付けた後はきれいに洗い流す。」


※ (No.018/024)シナモンは薄毛対策に効果的!?
※ (No.019/024)薄毛対策の条件は毛根が生きている事!?

おおたわ先生いわく、「抜け毛に効果ありという食べ物が一つだけ、それは、シナモンです。シナモンは頭皮の血流を促す、ティースプーン1/3杯で効果的。条件は、毛根が生き残っていること。」


※ (No.020/024)抜け毛とともに体内の水銀は排出される!?

武田先生いわく、「髪の毛は重要な役割を果たしていて、体内に水銀が入ると、髪の毛に移して、髪の毛が抜ける時に水銀がとれる。」


※ (No.021/024)爪を切っても体内の水銀が排出される!?

武田先生いわく、「爪を切ると、水銀・ヒ素が排出される。」


※ (No.022/024)ヒゲは秋に最も伸びる!?

尾木先生いわく、「ひげは秋口で一番伸びる。」


※ (No.023/024)髪の毛の細さに遺伝性はない!?
※ (No.024/024)髪の毛の密度は遺伝性あり!?

澤口先生いわく、「髪の毛の細さは、遺伝性がほとんどない。なので、環境要因で太くできる。髪の毛の密度は遺伝性あり。」

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出演者紹介

(司会)
明石家さんま
加藤綾子(フジテレビアナウンサー)

(タレント)
ブラックマヨネーズ
鈴木拓
羽野晶紀
マツコ・デラックス
島崎和歌子

(ほんまでっ会)
池田清彦(生物学評論家)
武田邦彦(環境評論家)
金子哲雄(流通評論家)
中西貴之(細菌評論家)
おおたわ史絵(医療評論家)
尾木直樹(教育評論家)
澤口俊之(脳科学評論家)

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