ホンマでっか!?TV 第82話(その2)
「ホンマでっか!?ランキング」(その14)
※ 17回目、「秋に向かってさらに愛を深める男と女のテクニックランキング」(by 植木理恵)
※ 第1位 : 初物を一緒に食べる
・記憶には知識的記憶と日記的記憶(エピソード記憶)がある。エピソード記憶を多く共有していると人間関係が深まりやすい。
・エピソード記憶を高める要因は、視覚・味覚・ポジティブ感情・初めての4つ、そのすべてを満たす行為が、「初物を食べる。」
・銀座などの寿司店では、カップルに初物を出すサービスもある。
・ヨーロッパでは、初物という言葉がない。
・男女だけでなく、集団や家族で初物を食べると結束力が高まる。
※ 第2位 : 素直な気持ちを伝える時は背中に触れながら話す
・おんぶで育った子どもは母親との信頼関係が続くという研究結果がある。
・視覚に入らないほうが本音を言いやすい。
・背中は体感温度を感じやすい。
・脳内で温かいと身体が感じるのは、心の中が温かく感じるのはリンクする。嘘だろうと思って論文あさっていたら本当にそういう論文があった。
・愛の告白も正面より背後からすると成功率が高い。
・恋愛だけでなく、励ます時も背後からのほうが伝わりやすい。
※ 第3位 : 一緒にいながら敢えて違うことをする
・これができている人間関係は、すごく良好でうまくいっている。
・日本人は、ふすまを隔てたような、微妙な距離感をとるのが得意である。
・男女間でも一緒にいるのに違うことを楽しめる関係になると良い。
・同じ場所で違う本を読むとさらに深い人間関係を生み出しやすい。
・アメリカ人は同じことをするのにこだわりすぎている点を反省している。
※ 第4位 : 「良い夏だったね」と過去形で話す
・日本人は欧米人に比べ過去形で話す傾向にある。
・「良い夏だったね」と過去形で話すと、「次の秋も一緒にいたい」という意味も含まれる。
・日本のカウンセリングの場でも過去形で話す。過去形で話すことによって、その先を考えようという心理が働く。
※ 第5位 : ふとした時にしんみりとため息をつく
・ため息というと日本人は悪いイメージがあるが、しんみりとという言葉の表現が英語にはない。論文でも、日本語をそのままローマ字にした“shinmiri”が使われている。
・海外では季節と心理が関係する言葉の表現をあまりしない。
・外国人のため息は、声を出すことが多く、怒りや神経質な印象を与える。
・日本人の場合は、吐息が多く、名残惜しさなどの良い印象を与える。
・秋はホルモン変化で冷静になりやすいため、夏気分が残る今の時期に先につくと良い。